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住宅ローン「残価設定型」がじわり広がる理由 銀行やハウスメーカーのビジネスも変わる?
カテゴリ:気になる不動産関連ニュース記事まとめ  / 更新日付:2023/08/31 17:21  / 投稿日付:2023/08/31 17:21

住宅ローン「残価設定型」がじわり広がる理由 銀行やハウスメーカーのビジネスも変わる?

住宅ローン「残価設定型」がじわり広がる理由 銀行やハウスメーカーのビジネスも変わる? (msn.com)

残価設定型住宅ローンが登場したことで、自宅の売却について新たな視点が生まれています。
この新しいローン制度を活用することで、月々の支払いが軽くなり、ローンを組みやすくなるというメリットがあります。
この制度の特徴や利点が不動産売買市場にどのような影響を及ぼすかにについて考えてみましょう。

■住宅も自家用車のように『残価設定型ローン』が登場

長らく自動車購入において使われてきた「残価設定型ローン」が、住宅の購入にも導入されました。
これは、住宅購入時のローン返済の一部を後回しにし、最終的な残債額(残価)を一括で支払うというものです。
この仕組みにより、月々の支払い額が軽減され、住宅ローンの組みやすさが向上します。



■月々の支払いが軽くなるのでローンが組みやすくなる

通常の住宅ローンでは、毎月一定額の返済が必要ですが、残価設定型ローンでは最初の数年間は月々の返済額が軽減されます。
これにより、初期段階での生活負担を軽減しながら、住宅購入を実現することができます。
結果として、多くの人々が住宅ローンを組みやすくなるでしょう。

■残価設定月は住宅価値がローン残高を上回る20~30年が目途になる

残価設定型ローンにおいて、最終的な残価支払いが発生するのは、住宅の価値がローン残高を上回る時です。
これには一般的に20年から30年程度の目途が設けられています。
つまり、住宅の価値がしっかりと維持される限り、購入者は安心してローンを組むことができます。



■住宅購入者の視点から見た残価設定型ローンの利点

現在では、住宅の流通を促進するために、国交省も残価設定型住宅ローンに前向きな姿勢を示しています。
特に、住宅の購入を検討する際に、将来的に住み替えや売却を念頭に入れている人々が増えています。
このような購入者にとって、残価設定型ローンは将来の柔軟な選択肢を提供し、購入のハードルを下げる一因となっています。

■長期優良住宅認定が重要

ただし、この制度を利用する上で重要なのは、住宅の価値が長期にわたって維持されることです。
現状では、長期優良住宅認定を受けた住宅に対してのみ、残価設定型ローンが適用されています。
つまり、将来的にこの制度のシェアが増える場合、住宅の品質や価値の維持がますます重要になると言えるでしょう。

■将来の展望と売却への影響

今後、消費者が求める住宅性能はますます向上し、それに応じた制度やサービスが拡充される可能性があります。
この動向により、古い住宅ほど売り難くなる可能性があります。
将来的には、住宅の性能向上や価値の維持が、売却の際に大きな影響を与えることが考えられます。

まとめ

残価設定型住宅ローンの登場により、自宅の売却においても新たな選択肢が広がりました。
月々の支払い軽減や将来の柔軟性、住宅性能の向上といった要因が、自宅売却を前向きに検討する理由となります。
ただし、この制度を利用するには住宅の品質と価値の維持が不可欠であり、将来的には古い住宅の売却が難しくなる可能性も考慮すべきです。
自宅の売却に際しては、今後の住宅市場の動向をしっかりと把握し、適切な時期を見定めることが重要です。



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