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住宅着工戸数、持家は24ヵ月連続で減少
カテゴリ:気になる不動産関連ニュース記事まとめ  / 投稿日付:2024/01/09 19:51

住宅着工戸数、持家は24ヵ月連続で減少

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新築住宅の着工戸数が減っています。
従来、中古よりも新築の方が需要の高い住宅業界にありながら着工数の減少はなぜ起こっているのでしょうか?

おそらくは建築コストの上昇が少なからず影響を及ぼしているのではないかと思われます。
人手不足や資材の高騰に加えて近年は住宅の断熱性能の向上が著しくなっており、これが建築費を押し上げる要因になっていると考えられます。

いよいよ来年2025年より省エネ基準適合義務化が始まりますが…
先駆けて今年から新築住宅に対するフラット35の適合基準の要件に省エネ基準が適用されるようになります。
ローコスト住宅を大量供給する建売分譲業者においても既に数年前からこの省エネ基準を満たす仕様の建物を建てる動きが始まっています。

10年前であれば
土地の仕入れ価格+1700~2000万円=分譲予定価格
であったものが
土地の仕入れ値+2000~2500万円=分譲予定価格
と言った形で建築費自体があがっています。

そのうえ土地の価格も上がった状態になっているので以前に比べ販売価格は確実に高くなっています。
そうなると『今の家賃と比べてください』と言ったキャッチコピーの売り方ができるような販売価格では原則売り出しできません。
分譲価格に買手がなかなか飛びつかなくなるのであれば厳選して仕入分譲も余儀なくされるのも仕方ありません。

また、昨今多くの建売分譲業者が建てる前の区割り造成した土地を建築条件も付けずに先行販売する手法を取り始めています。
建てる前に土地で売れて利益が取れればラッキー
土地で売れなければ建売にして販売をする
と言った形で建てずに在庫を捌く事案も多くなってきました。
結果的に建てるが減るのも仕方がないかもしれません。

ただ、このような状況においては相対的に中古住宅に需要が流れてくる事が想定されます。
また5~10年くらい前に建てられた建売を中古で売る場合などは買った時と同等、場合によっては買った時より高く売れる事案も少なくありません。
高く売ろうとすると売れるまでに時間がかかる傾向がありますが…
高値売却をするには追い風が吹いていると言えるかもしれません。





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