ホーム  >  【不動産市況情報】令和4年10月 千種区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

千種区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和4年10月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]千種区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和4年10月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:2
 成約価格:4,800万円~6,200万円
戸建:5
 成約価格:2,000万円~6,850万円
マンション:21
 成約価格:350万円~6,800万円

22.10成約事例【千種区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
令和4年10月の名古屋市千種区における成約動向としては土地・戸建・マンションの全種別ともに成約件数が減少し全体としては前月比70%の成約件数となりました。
前年同月比でも80%の成約登録件数となっており低調感は否めません。
細かな内容としては以下の通りです。


・土地・

平均成約坪単価:89.93万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約3597万円
 前月に比べて成約件数が半減する結果となりました。
 とは言え成約物件がすべて駅徒歩圏にあったため高単価水準での成約となり平均成約坪単価は前月よりも上がる結果となりました。


・戸建・
建物平均成約坪単価:101.29万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約3241万円
 前月から成約登録件数が半減に近い減少となりました。
 特に新築の成約登録は1件しかなく築古物件の成約登録も見受けられたため平均成約坪単価も前月に比べて下がる結果となっております。

 
・マンション・
平均成約平米単価:39.43万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2957万円
 前の月がすごい勢いで売れていたので10月は大幅に成約件数を減少する結果となりました。
 2000万円未満の低価格帯物件の成約登録が成約物件の3割程度を占める結果となっておりましたが次いで4000万円台の成約登録がボリュームを見せるとともに5000万円以上の物件も成約登録があるので売れ行きが低迷しているというわけでもないように見受けられます。

 

 

全体的に成約件数が減少したのに加え戸建やマンションは成約単価も下がっているため低迷感は否めません。

特に戸建においては新築物件の成約登録が1件しかなかったために件数も伸びず単価も下がる結果となっております。
千種区内では土地も随分値上がりしてしまい新築価格も上がっているため消費者が手を出しにくい価格帯になってしまっている可能性があります。
とは言え、実はレインズに成約登録をしないだけで新築分譲住宅をバンバン売っている会社があります。
毎月お送りしている成約事例は国交省が不動産売買の流通量を促進するために市日している不動産業者用の物件情報共有データベース(レインズ)によるものとなりますが、自社で仕入れた土地に自社で建てて自社で販売するような分譲業者はそもそもレインズに登録しないので成約登録もせずバンバン売っている会社が存在します。
しかもそう言った会社に限って意外と売れ行きが好調などと言っていたりします。


その背景として近い将来金利上昇が予想されることが上げられております。
弊社の営業スタッフも『日銀総裁が変わったら金利が上がるだろうから今買っておかないと…』と言った意見をお客様から聞くことが多くなったと言っています。
昨今は買手が家探しに際してインターネットで入念な情報収集をしたうえで行動を起こす傾向があります。
スーモやホームズやアットホームなど不動産サイトを見て物件情報を収集するだけでなく様々な情報をネットで収集する中で金利上昇に対する世間の空気感に触れる機会が増しているのではないかと思います。

 

特に新築物件については物価上昇の影響で建築費が上がったままになっているので金利上昇により景気後退したからと言って容易に販売価格を下げられないような状況にあります。

その結果、『今のうちにローン組んで買っておいた方が良いですよ』と言った様なセールストークで物件の購入判断を後押しする機運が高まっているようです。
これはまさに駆け込み需要と言えるのではないでしょうか?

 

需要の高まりは不動産の売却においては高値成約のチャンスに直結します。

近頃は住宅購入を検討する人の6割が「中古でも構わない」と言っているアンケート調査結果などもあり新築物件の価格高騰は中古物件も高値で売れる可能性が高いと言えます。
とは言え住宅ローンの金利が上昇して需要が冷え込むと建築費等の兼ね合いでなかなか値下できない新築住宅と違って中古は市況の影響を受けやすく高くは売れなくなってしまうことが想定されます。
潮目は来年4月の日銀総裁任期満了に伴って現状の低金利政策からの方針転換が起こるのではないかと言われていますが…
もう残すところ半年もありません。


物件価格の松竹梅 
松…時間をかけてでも高く売る
竹…急いでないから相場で売れればOK
梅…安くてもいいので早く売る

時間をかけてでも高く売るとなると売り出してから買手がつくまでのどれほど時間がかかるか読めないケースが少なくありません。

そうでなくとも昨今は家探しする人の動向としてネットでさんざん下調べをしてから行動を起こすので物件が売れるまでの期間が長期にわたる傾向にあります。
『相場で売れればOK』と言ったところで売れるまでに3ヶ月~半年程度かかるケースもざらにあります。
来年の春に潮目を迎えるとしたら…
『高く売れるのであれば売却を検討する』と言ったスタンスであればぜひとも今のうちに売却を具体的にご検討いただいた方が良いと思います。

 


以上、また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。


令和4年11月     
売却サポート:青山


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