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お世話になっております。
センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。
天白区における成約事例をお送りいたします。
相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。
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令和4年10月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]天白区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和4年10月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:3件
成約価格:2,580万円~4,050万円
戸建:12件
成約価格:980万円~4,690万円
マンション:17件
成約価格:330万円~6,980万円
22.10成約事例【天白区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください
※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。
https://campage.jp/test2/jireihaishin
////【所感】///////
令和4年10月の名古屋市天白区における成約動向としては土地の成約件数が大幅に減少し全体としては前月比91%の成約件数となりました。
とは言え前年同月比では118%となっており今年は昨年に比べると売れ行きが良いように見受けられます。
細かな内容としては以下の通りです。
・土地・
平均成約坪単価:50.91万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約2036万円
低層住居専用地域の土地のみで成約登録が構成されていた。
建蔽率・容積率が40・80%の地域においてサイズ的にも個人宅を立てるサイズ感の物件が成約しており土地から買って注文住宅を建てる需要の底堅さが見て取れる。
・戸建・
建物平均成約坪単価:118.16万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約3781万円
前月と相反して新築分譲住宅の成約登録が全体の約半数を占める結果となった。
そのうちの半数は30坪に満たない狭小分譲住宅となっており土地価格の上昇に対して販売価格を抑える施策としてのダウンサイジングが見て取れる。
・マンション・
平均成約平米単価:32.15万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2411万円
全体の6割強を2000万円未満の安価なマンションの成約登録が占めていた。
必ずしも昭和期の築古建物に偏ったわけではなくどちらかと言えば駅から離れたマンション需要の低いエリアで安価に売り出されていたマンションの成約登録が目立った。
また駅近物件に関しては従来よりも高値の平米単価での成約登録がいくつか見受けられる結果となった。
全体としては成約件数が前月から減少したものの戸建の成約件数増加が大幅な落ち込みを防いだ形になっております。
その中でも特筆すべきは新築分譲住宅の成約件数ではないかと思われます。
実際に新築分譲住宅がここにきて売れ行き好調感が出てきております。
その背景として近い将来金利上昇が予想されることが上げられております。
弊社の営業スタッフも『日銀総裁が変わったら金利が上がるだろうから今買っておかないと…』と言った意見をお客様から聞くことが多くなったと言っています。
昨今は買手が家探しに際してインターネットで入念な情報収集をしたうえで行動を起こす傾向があります。
スーモやホームズやアットホームなど不動産サイトを見て物件情報を収集するだけでなく様々な情報をネットで収集する中で金利上昇に対する世間の空気感に触れる機会が増しているのではないかと思います。
特に新築物件については物価上昇の影響で建築費が上がったままになっているので金利上昇により景気後退したからと言って容易に販売価格を下げられないような状況にあります。
その結果、『新築は金利が上がっても値段が下がる要素は無いので今のうちにローン組んで買っておいた方が良いですよ』と言った様なセールストークで物件の購入判断を後押しする機運が高まっているようです。
これはまさに駆け込み需要と言えるのではないでしょうか?
需要の高まりは不動産の売却においては高値成約のチャンスに直結します。
近頃は住宅購入を検討する人の6割が「中古でも構わない」と言っているアンケート調査結果などもあり新築物件の価格高騰は中古物件も高値で売れる可能性が高いと言えます。
とは言え住宅ローンの金利が上昇して需要が冷え込むと建築費等の兼ね合いでなかなか値下できない新築住宅と違って中古は市況の影響を受けやすく高くは売れなくなってしまうことが想定されます。
潮目は来年4月の日銀総裁任期満了に伴って現状の低金利政策からの方針転換が起こるのではないかと言われていますが…
もう残すところ半年もありません。
物件価格の松竹梅
松…時間をかけてでも高く売る
竹…急いでないから相場で売れればOK
梅…安くてもいいので早く売る
時間をかけてでも高く売るとなると売り出してから買手がつくまでのどれほど時間がかかるか読めないケースが少なくありません。
そうでなくとも昨今は家探しする人の動向としてネットでさんざん下調べをしてから行動を起こすので物件が売れるまでの期間が長期にわたる傾向にあります。
『相場で売れればOK』と言ったところで売れるまでに3ヶ月~半年程度かかるケースもざらにあります。
来年の春に潮目を迎えるとしたら…
『高く売れるのであれば売却を検討する』と言ったスタンスであればぜひとも今のうちに売却を具体的にご検討いただいた方が良いと思います。
以上、また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。
不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。
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