ホーム  >  【不動産市況情報】令和5年12月 千種区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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千種区
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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

千種区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和5年12月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]千種区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和5年12月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:7
 成約価格:3,400万円~1億6,600万円
戸建:9
 成約価格:2,700万円~2億2,000万円
マンション:17
 成約価格:440万円~1億600万円

23.12成約事例【千種区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
2023年最後の月…
千種区では戸建が成約件数を伸ばしたものの、土地とマンションは成約件数を減らしたため全体の成約件数は前月からほぼ横ばいながら前月比94%となりました。
詳細内容は以下の通りです。


・土地・

平均成約坪単価:133.43万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約5337万円
 駅近の高単価物件の成約登録が目立ち前月から引き続き平均成約単価は高水準になった
 成約物件の4割強を億超物件が占めている
 逆に低価格低単価物件の成約登録が乏しくなっていた
  
・戸建・
建物平均成約坪単価:169.59万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約5426万円
 前月に比べ成約件数は増えたものの新築の成約登録は1件もなかった
 とは言え最多成約価格帯としては5000万円台となっており億単位の豪邸も複数成約登録があったため平均成約単価は前月より下がったが未だ高水準を維持している
  
・マンション・
平均成約平米単価:51.22万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約3841万円
 マンションに限っては9月から3ヶ月連続で成約件数が減少している
 ただ、12月は築古安価なマンションの成約登録がほとんど無く平均成約単価は高水準に上がった
 また成約物件の半数近くが80平米超の大きめなマンションで千種区における中古マンションは広さに需要が高いと思われる

 

 

千種区においては秋から冬にかけて売れ行きが冷え込んでいるような状況で10~11月と2カ月連続で成約件数を減らしてきましたが…

年末最後も踏みとどまることできず12月も成約件数を落とす結果となりました。
2023年の終わり方としては尻すぼみ感が否めません。


2024年もいよいよ始まりましたが今年はどの様な年になるでしょうか?
年末年始の休業中には販売物件の広告に問い合わせがコンスタントに入ってきており、休み明けはその対応で結構忙しくしておりました。
幸先の良いスタートなのではないかと思います。


>令和6年度税制改正の大綱<
※総務省HPより


ちなみに今年から新築住宅に限っては住宅ローン控除も省エネ基準適合が必須になる予定です。
先行して昨年からフラット35の適合条件に省エネ基準適合が含まれていましたが、今年はいよいよ省エネ基準を満たしていないとローン控除が受けられないようになってしまいます。
ハウスメーカーは元より住宅性能を重視しているので省エネ基準についてはZEH水準がほとんどスタンダードになっていますが…
品質よりも安価に供給戸数を追求している建売分譲業者にとっては確実に建築コスト上昇を余儀なくされると思います。

そうでなくとも昨年秋あたりから大阪万博の影響で建築資材が入り難くなってきていると一部で言われていましたが…

年始の北陸震災の影響で必然的に復興に資材も人も必要とするためさらに建築費高騰に拍車がかかることも予想されます。
名古屋市及びその周辺で地価を牽引していた要因の中に品質よりも安価な大量供給をする建売分譲業者の用地仕入が少なからず貢献していましたが…
建築費上昇は容易に販売価格に転嫁することができないので分譲価格目線を維持しようとすると用地の仕入れ価格を抑えざるを得ません。
その結果、全体的に分譲業者の用地取得価格が伸びなければ土地の相場が落ち着くのではないかと考えられます。


ただし、分譲業者が仕入した建売用地につき建築費が高いため『建てずに売れて利益取れれば儲けもん』と言ったコンセプトで着工前の期間限定で売地として売り出される事案が今後ますます増えることが予想されます。
これがまた建売で販売した際に想定される利益も上乗せして売りに出されているため相場より2~5割くらい高い値段で売り出されたりします。
プロの目から見ると『この場所で坪単価●●万円なんてムチャな!?』って思えるような売値でスーモやホームズなど不動産サイトに掲載されるので一般の消費者目線では『土地の相場は上がり続けている!』ように見えても仕方ないかもしれません。
これから売却を検討する人にとっては『スーモ見たら近くの土地が坪単価●●万円で売られているんで自分の土地は…』などと言われることもあります。
ただ、レインズ(不動産業者が物件情報を共有するデータベース)の成約登録情報とスーモなど不動産サイトに登録されている販売中土地情報の坪単価にはギャップがあります。
表向きの値段は高値水準だけど…
実際に売れている価格はそこまでではないって状況に拍車がかかるかもしれません。
売却を検討する際にポジティブな情報だけで見立てをすると『思ってたんと違った!』と言うことになりかねません。
シビアに現実的な目算をするには多少ネガティブな情報もきちんと把握しておく必要があるのではないでしょうか?


弊社からは今年も引き続き毎月成約事例情報をお届けしてまいりますので市況の変化をいち早く察知する参考にしていただけますと幸いです。
また、『そろそろ売却を検討しようかな…』と言った段階になりましたら再査定ご用命ください。
直近の事例含めて周辺事例を再度収集して相場把握材料の机上査定書をお送りいたします。

その他にも不動産についてご不明点やお悩みなどございましたら何でもご相談承ります。
お気軽にご連絡ください。


令和6年1月     
売却サポート:青山



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