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住宅着工戸数、持家は24ヵ月連続で減少
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お世話になっております。
センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。
瑞穂区における成約事例をお送りいたします。
相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。
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令和5年12月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]瑞穂区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和5年12月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:6件
成約価格:450万円~8,000万円
戸建:4件
成約価格:3,700万円~5,390万円
マンション:8件
成約価格:700万円~5,020万円
23.12成約事例【瑞穂区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください
※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。
https://campage.jp/test2/jireihaishin
////【所感】///////
2023年最後の月…
瑞穂区では土地とマンションが成約件数を減して全体では前月比85%の成約件数となりました。
詳細内容は以下の通りです。
・土地・
平均成約坪単価:82.5万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約3300万円
坪単価100万円超の成約登録が1件しかなかった
逆に接道条件の悪い土地が著しく安価に成約登録されており平均値を大きく引き下げる要因となっているy
平均成約単価は直近1年と比較して最低水準となった
・戸建・
建物平均成約坪単価:125.14万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約4004万円
前月から成約件数が変わりなかった
新築・中古の成約比率が五分五分となっている
ただし、中古物件の成約登録のうち半分は築浅物件だったことを考慮すると築古物件はやや需要が弱いように見受けられる
・マンション・
平均成約平米単価:40.16万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約3012万円
前月から成約件数が微減した
ただ、それによって築古安価な物件の成約割合が低下したため平均成約単価は上昇に転じた
瑞穂区においては9~10~11月にかけて3カ月連続で成約件数を増やしてきましたが…
年末最後に来て失速する形となりました。
瑞穂区の12月の売れ行き的には前年同月比で75%となっており売れ行きの勢いに陰りが否めませんでした。
2024年もいよいよ始まりましたが今年はどの様な年になるでしょうか?
年末年始の休業中には販売物件の広告に問い合わせがコンスタントに入ってきており、休み明けはその対応で結構忙しくしておりました。
幸先の良いスタートなのではないかと思います。
>令和6年度税制改正の大綱<
※総務省HPより
ちなみに今年から新築住宅に限っては住宅ローン控除も省エネ基準適合が必須になる予定です。
先行して昨年からフラット35の適合条件に省エネ基準適合が含まれていましたが、今年はいよいよ省エネ基準を満たしていないとローン控除が受けられないようになってしまいます。
ハウスメーカーは元より住宅性能を重視しているので省エネ基準についてはZEH水準がほとんどスタンダードになっていますが…
品質よりも安価に供給戸数を追求している建売分譲業者にとっては確実に建築コスト上昇を余儀なくされると思います。
そうでなくとも昨年秋あたりから大阪万博の影響で建築資材が入り難くなってきていると一部で言われていましたが…
年始の北陸震災の影響で必然的に復興に資材も人も必要とするためさらに建築費高騰に拍車がかかることも予想されます。
名古屋市及びその周辺で地価を牽引していた要因の中に品質よりも安価な大量供給をする建売分譲業者の用地仕入が少なからず貢献していましたが…
建築費上昇は容易に販売価格に転嫁することができないので分譲価格目線を維持しようとすると用地の仕入れ価格を抑えざるを得ません。
その結果、全体的に分譲業者の用地取得価格が伸びなければ土地の相場が落ち着くのではないかと考えられます。
ただし、分譲業者が仕入した建売用地につき建築費が高いため『建てずに売れて利益取れれば儲けもん』と言ったコンセプトで着工前の期間限定で売地として売り出される事案が今後ますます増えることが予想されます。
これがまた建売で販売した際に想定される利益も上乗せして売りに出されているため相場より2~5割くらい高い値段で売り出されたりします。
プロの目から見ると『この場所で坪単価●●万円なんてムチャな!?』って思えるような売値でスーモやホームズなど不動産サイトに掲載されるので一般の消費者目線では『土地の相場は上がり続けている!』ように見えても仕方ないかもしれません。
これから売却を検討する人にとっては『スーモ見たら近くの土地が坪単価●●万円で売られているんで自分の土地は…』などと言われることもあります。
ただ、レインズ(不動産業者が物件情報を共有するデータベース)の成約登録情報とスーモなど不動産サイトに登録されている販売中土地情報の坪単価にはギャップがあります。
表向きの値段は高値水準だけど…
実際に売れている価格はそこまでではないって状況に拍車がかかるかもしれません。
売却を検討する際にポジティブな情報だけで見立てをすると『思ってたんと違った!』と言うことになりかねません。
シビアに現実的な目算をするには多少ネガティブな情報もきちんと把握しておく必要があるのではないでしょうか?
弊社からは今年も引き続き毎月成約事例情報をお届けしてまいりますので市況の変化をいち早く察知する参考にしていただけますと幸いです。
また、『そろそろ売却を検討しようかな…』と言った段階になりましたら再査定ご用命ください。
直近の事例含めて周辺事例を再度収集して相場把握材料の机上査定書をお送りいたします。
その他にも不動産についてご不明点やお悩みなどございましたら何でもご相談承ります。
お気軽にご連絡ください。
売却サポート:青山
追伸

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