ホーム  >  【不動産市況情報】令和3年7月 名東区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

名東区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和3年7月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]名古屋市緑区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和3年7月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:11
 成約価格:2,400万円~1億400万円
戸建:6
 成約価格:3,280万円~5,140万円
マンション:20
 成約価格:117万円~5,250万円

21.7成約事例【名東】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない

→メールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。
https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////

7月の成約件数動向としては戸建の成約件数が前日半減する結果となりました。
前月は戸建の売れ行きが好調だったためリバウンドで減少に転じたとも考えられます。
特に7月は中古戸建の成約件数割合が低く前月に戸建がよく売れていたため売物件が不足するような状況になっていたかもしれません。
需要はあるものの売物件が乏しいと言った状況は逆に考えると売手に有利なシチュエーションとも言えます。

ちなみに分譲マンションの過去事例や分譲時パンフレットデータなどを販売している東京カンテイの調査では6月の中古マンション価格が全国的に上昇しているという記事がありました。
ここで言う中古マンション価格とはあくまでも売出価格であって実際に成約している価格ではありません。
ただ、全体的に高値で売り出す傾向になりつつあるのだと思われます。


その背景として新築物件が少ないことと新築物件の価格上昇があると思われます。
戸建に限っては特にウッドショックの影響で新築分譲住宅の完成済み物件が市場から数を減らしているような状況にあって中古物件の存在感は増してきていると思われます。
それに輪をかけて今後新築住宅に関しては政府の低炭素社会実現に向けた政策として2025年に建築基準法の改正が現実味を増してきたため今後も建築コストの上昇が予想されます。
戸建にしてもマンションにしても2025年以降は現行のZEH・ZEB基準が新築住宅の最低限確保する基準になるためマンションも含めた分譲住宅でも注文住宅で付加価値とみなされていた断熱性を備える必要が出てきます。

マンションでも戸建でもコダワリなくステレオタイプに建てられた分譲住宅は【土地価格】+【建物価格】で構成される価格に無駄が少ないため不動産相場の一つの指標とも見て取れます。
その中に占める【建物価格】が上がることで全体的に価格が上昇するのであれば結果的に相場全体が上昇する可能性は十分にあり得ます。
そう言った背景もあって中古の売値も上昇基調にあるのかもしれません。

しかしながら買手の購入資力は収入に応じるためあまりにも値上がりし過ぎると買える客層が薄くなってしまいます。
むしろ景気が悪くなると建築費上昇に伴う歪が【土地価格】にしわ寄せとして押し寄せてくる可能性も否めません。
コロナ禍の影響で路線価は下がり来年以降で生産緑地の指定解除も始まることを考えると売地や建物を解体することを前提とした古家は早めに売ったほうが良いかもしれません。

また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。

令和3年8月     
売却サポート:青山

 


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