ホーム  >  【不動産市況情報】令和6年2月 天白区成約事例[センチュリー21興和不動産]

簡単登録で24時間以内に査定報告
天白区
【土地】【戸建】【マンション】
不動産査定のお申し込みはコチラ

--------------------今月の注目記事---


「相続登記が終わっていない不動産すべて」が対象。
いよいよ開始が迫る相続登記義務化と、相続放棄の注意点

--------------------------------------

※その他の注目記事はコチラ

気になる不動産関連ニュース記事まとめ一覧
 

 

お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

天白区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


-------------------------------------------------------------------- 

令和6年1月 成約事例データをお送りしております。
//////////////////////////////////////

[調査対象]天白区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和6年2月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:12
 成約価格:620万円~3980万円
戸建:10
 成約価格:1100万円~4980万円
マンション:25
 成約価格:450万円~4480万円

24.2成約事例【天白区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
天白区におきましては2024年低調な滑り出しとなったものの…
2月に入って土地・戸建・マンションとも成約件数を爆上げし全体の成約数では前月比361%となりました。
詳細内容は以下の通りです。


・土地・

平均成約坪単価:39.15万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約1566万円
 土地に限っては前月から成約件数が6倍に跳ね上がった
 造成済み分譲地や40~60坪くらいの注文住宅を建てるのにちょうど良いサイズ感の土地が2000~3000万円台でよく売れていた
 成約内容を深く見ると大幅値下げのうえに成約に至った物件が複数見られたり原5丁目で184坪の土地が伊地知るしく低単価で成約登録していたりなど安ければ売れていると言った印象もある
 そのため平均成約単価は直近1年と比較して最安値となっていた
  
・戸建・
建物平均成約坪単価:110.04万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約3521万円
 売れ行き低調だった前月に比べて約3倍の成約登録があった
 最多成約価格帯は4000万円台になっている
 成約物件の7割を中古物件が占めていた
 昨今の小ぶりな狭小新築よりもある程度広さのある程度の良い中古物件に需要が集まったように見受けられる
 
・マンション・
平均成約平米単価:27.29万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2046万円
 マンションも戸建と同様に前月に比べ約3倍の成約登録件数となった
 ユニーブル原でまとめ売り案件と思われる1階部分が複数成約登録されており他の築古物件の成約登録とあわせて1000万円未満の成約登録が全体の件数を押し上げるような形になっていた
 築浅物件の成約割合も少なく高額帯マンションの成約件数も乏しかったために平均成約単価は低下した
 とは言え2000~3000万円台のマンションの売れ行きは堅調で繁忙期らしい売れ方をしていたように見受けられる

 

 

2月に入って前月からリバウンドしたかのように急激な売れ行きを見せる結果となりました。

天白区における売れ行きとしては前年同月比でも138%と高水準の売れ行きとなっておりかなり活気づいているように見えます。
ただ、土地・戸建・マンションとも平均成約単価は売れ行きの冷え込んでいた年末年始と比べても低下していました。
そう考えると割安感がある物件が売れて成約件数を伸ばしたとも考えられます。
この時期に売切ろうとして値下げしてきた物件や大幅な値引に応じてきた物件もあると思います。
そう考えると売れ行き良いからと言って売手が有利と言うわけでもなさそうです。


不動産の売買は売手の供給と買手の需要が合致した時に契約が成立します。
買手の需要が多くても売手の供給が買手の予算を超えて割高だと契約に至る件数は少なくなってしまいます。
売手の側から見ると気に入った物件に対しては予算を超えてでも手を出してくる希少な買手の需要を奪い合う買手有利な状況になっていたかもしれません。
むしろ価格を見直ししたり価格交渉に柔軟に応じるスタンスで抜け駆けするように売れた物件が2月は多かったのではないかと思います。
不動産価格が上がっていると言われて久しい昨今ですが必ずしも売手に有利な状況ではなさそうです。


また、今年はいよいよ4/1より法改正による相続登記の義務化が施行します。

『相続が発生したら3年以内に相続登記をしなければならない』のはもちろんのこと
相続が発生したのに相続登記しないままになっている物件については法改正施行より3年以内に相続登記をしなければなりません。
今後は『相続登記しなきゃいけないから』と言った状況になり不動産の処遇について真剣に考える流れが強まってくると思います。


むしろこれから発生する相続よりも相続未登記物件の顕在化の方が懸念されると思います。

世の中には思った以上に相続が発生しているのに名義を故人のままで相続登記していない不動産が数多く存在します。
それらも相続登記しないまま3年以上経過すると過料の対象となるため4月以降3年の間に相当な数の相続未登記物件が表に出てくることが想定されます。
言うなれば売物件が増える『供給増加』が見込まれると言うことです。
供給が増えるとますます売手有利などと言っていられなくなるかもしれません。
抜け駆けするように買手の需要に合わせて売却してくる事案も増えてくると思われるのでさらに買手に有利な状況が進むと予想されます。


とは言え4月に入ったからと言って相続未登記物件が急激に売りに出てくると言うわけでもありません。
ただ、売却も視野に入れて真剣に向き合わなければならないキッカケにはなりますので今までよりも多少売物件が増えるのではないかと思います。
『不動産の価格が上がってる!?』といつまでも売手有利が続くとも言い切れないので売却をする際は早めの行動をお勧め致します。

また、毎月成約事例情報をお届けしてまいりますので市況の変化をいち早く察知する参考にしていただけますと幸いです。
そのうえで『そろそろ売却を検討しようかな…』と言った段階になりましたら再査定ご用命ください。
直近の事例含めて周辺事例を再度収集して相場把握材料の机上査定書をお送りいたします


その他にも不動産についてご不明点やお悩みなどございましたら何でもご相談承ります。
お気軽にご連絡ください。


令和6年3月     
売却サポート:青山



追伸

自宅を売却した後もそのまま最長1年住み続けられるので『売却』と『購入』を同時進行で進めやすい新しいサービスはじめました!

ページの上部へ