ホーム  >  【不動産市況情報】令和6年2月 瑞穂区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

瑞穂区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和6年2月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]瑞穂区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和6年2月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:7
 成約価格:1,810万円~6,400万円
戸建:3
 成約価格:4,190万円~4,490万円
マンション:8
 成約価格:735万円~4,300万円

24.2成約事例【瑞穂区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
瑞穂区におきましては2024年に入って早々低調な売れ行きでのすべり出しでしたが…
2月に入って回復に転じ全体の成約数では前月比128%となりました。
詳細内容は以下の通りです。


・土地・

平均成約坪単価:100.5万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約4020万円
 成約物件の8割強が4000万円以上の成約登録が占める結果となった
 狭小地の成約登録は1件のみで低単価土地の成約登録は無かった
 そのため平均成約単価は2カ月連続で上昇する結果となった
  
・戸建・
建物平均成約坪単価:135.07万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約4332万円
 前月より成約件数は増えたものの全て4000万円台の新築分譲住宅の成約登録で占められていた
 安価な築古物件の成約登録が無かったものの高額帯の中古邸宅などの成約登録も無かったため平均成約単価は低水準と言うわけではないが前月に比べて大きく低下した
 なお、新築分譲住宅でも敷地が30坪にも満たない狭小分譲の成約登録は無くある程度土地の広さに需要があると推測される
 
・マンション・
平均成約平米単価:35.94万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2695万円
 最多成約価格帯は3000万円台になっていた
 ただ、昭和期の築古安価物件の成約登録が複数あったため平均成約単価は低水準のまま前月から横ばいに推移した
 また、成約登録の9割弱が地下鉄駅徒歩5分圏内に占められており駅近じゃないと売れ難い状況が如実に表れていた

 

 

瑞穂区では2月になって土地・戸建・マンションともに微増を積み重ねて売れ行きが回復する形となりました。

昨年末から年始にかけて右肩下がりに成約件数は減少していたのでここにきて良い傾向ではないでしょうか?
ただ、繁忙期と言われる春先のわりには成約件数の牽引役になりやすい低単価の築古物件が思いのほか売れておらず本当はもっと伸びしろがあったのではないかと思います。
むしろ高価格帯物件になほど買手の資力が問われるため需給バランスにおける需要の層が薄くなりがちです。
高価格帯でも手出しできる客が減ってくると今後リバウンドで急激に売れ行きが下がる恐れもあります。


不動産の売買は売手の供給と買手の需要が合致した時に契約が成立します。
買手の需要が多くても売手の供給が買手の予算を超えて割高だと契約に至る件数は少なくなってしまいます。
売手の側から見ると気に入った物件に対しては予算を超えてでも手を出してくる希少な買手の需要を奪い合う買手有利な状況になっていたかもしれません。
まさにこの高価格帯でも手出しする希少な買手が不動産を購入した成約登録が2月は多かったのではないかと思います。
繁忙期ならではの動きとは思いますが…薄い需要層が不動産を購入して市場から消えていくと売手に有利な状況ではなくなりそうです。


なお、今年はいよいよ4/1より法改正による相続登記の義務化が施行します。

『相続が発生したら3年以内に相続登記をしなければならない』のはもちろんのこと
相続が発生したのに相続登記しないままになっている物件については法改正施行より3年以内に相続登記をしなければなりません。
今後は『相続登記しなきゃいけないから』と言った状況になり不動産の処遇について真剣に考える流れが強まってくると思います。


むしろこれから発生する相続よりも相続未登記物件の顕在化の方が懸念されると思います。

世の中には思った以上に相続が発生しているのに名義を故人のままで相続登記していない不動産が数多く存在します。
それらも相続登記しないまま3年以上経過すると過料の対象となるため4月以降3年の間に相当な数の相続未登記物件が表に出てくることが想定されます。
言うなれば売物件が増える『供給増加』が見込まれると言うことです。
供給が増えるとますます売手有利などと言っていられなくなるかもしれません。
抜け駆けするように買手の需要に合わせて売却してくる事案も増えてくると思われるのでさらに買手に有利な状況が進むと予想されます。


とは言え4月に入ったからと言って相続未登記物件が急激に売りに出てくると言うわけでもありません。
ただ、売却も視野に入れて真剣に向き合わなければならないキッカケにはなりますので今までよりも多少売物件が増えるのではないかと思います。
『不動産の価格が上がってる!?』といつまでも売手有利が続くとも言い切れないので売却をする際は早めの行動をお勧め致します。

また、毎月成約事例情報をお届けしてまいりますので市況の変化をいち早く察知する参考にしていただけますと幸いです。
そのうえで『そろそろ売却を検討しようかな…』と言った段階になりましたら再査定ご用命ください。
直近の事例含めて周辺事例を再度収集して相場把握材料の机上査定書をお送りいたします


その他にも不動産についてご不明点やお悩みなどございましたら何でもご相談承ります。
お気軽にご連絡ください。


令和6年3月     
売却サポート:青山



追伸

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