ホーム  >  【不動産市況情報】令和5年3月 瑞穂成約事例[センチュリー21興和不動産]

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令和5年地価公示、全用途平均が2年連続で上昇
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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

瑞穂区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和5年3月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]瑞穂区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和5年3月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:10
 成約価格:3,980万円~1億6,000万円
戸建:7
 成約価格:2,780万円~1億3,000万円
マンション:20
 成約価格:870万円~5,700万円

23.3成約事例【瑞穂区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
名古屋市瑞穂区では令和5年3月の成約件数が全種別において増加しました。
特に土地とマンションの成約件数は2倍以上に増加し全体成約登録件数が前月比264%の大幅増となっております。
詳細内容は以下の通りです。


・土地・

平均成約坪単価:113.61万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約4544万円
 令和4年3月以来1年ぶりに成約登録件数が2桁超になった
 様々な価格帯の土地が売れていたが億単位の成約登録が複数重なり売れ行きの好調さを感じさせる
 駅近の土地なので高単価での成約登録なども重なり平均成約坪単価は4カ月連続に上昇して直近半年と比較しても最高値を更新している

・戸建・
建物平均成約坪単価:156.04万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約4993万円
 前月では成約登録のなかった新築が3月は複数件成約登録されており成約件数を伸ばす要因となった
 また、新築物件は単価にも影響を及ぼす傾向にあり築浅中古や億超豪邸の成約登録なども重なり平均成約坪単価は直近半年と比較しても最高値となった
  
・マンション・
平均成約平米単価:34.33万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2574万円
 急激な売れ行きを見せて全体の成約登録件数を引き上げる要因になった
 とは言え築古物件の成約が多く成約登録の4割が築後30年以上経過したマンションになっていた
 築古で安価なマンションの成約登録で件数を伸ばした結果になっているため平均成約平米単価は減少する結果になった

 

 

瑞穂区では1~2月の売れ行きが低迷していたので3月になって急激に回復をする形となりました。

前年同月比では105%の成約件数となりほぼ横ばいながら去年よりやや売れ行きは良いと思われます。
ただし、成約件数の牽引役になったマンションでは安価な築古物件で件数をかさましされた感も否めず買手の勢いが万全と言った雰囲気でもないように思われます。
不動産価格のみならず物価上昇や金利上昇気運など消費マインドを低下させる要素は山ほど揃っているので…
瑞穂区においても今後の動向に目が離せません。


と言うのも今年こそ潮目が変わる可能性も十分にあります。
毎月SUUMOの担当者と広告の打ち合わせする際に不動産サイトの閲覧状況など説明を受けるのですが…
今年はSUUMO全体のアクセス数が1月から2~3月にかけて2ヶ月連続で右肩下がりに推移しているような状況になっております。
実際に弊社でも1月をピークに問い合わせ件数は2カ月連続で減少傾向にあります。
『問合せが少ない=動いてる客が少ない』とも見て取れるので今後の売れ行きについての懸念材料とも言えます。
従来は2~3月にかけてアクセス数が低下して問い合わせの件数が減るようなことは無かったので市場の変化の兆しかもしれません。

 

3月末に地価公示が発表されました。


令和5年地価公示、全用途平均が2年連続で上昇

 

とは言え、公示価格は前年の取引事例などを踏まえて取引などの指標とすることを目的に発表されるデータになります。

つまりリアルタイムな情報ではありません。
『2年連続で地価が上がってる!』なんて思った時には既に状況が変わりつつある可能性もあります。
興味深いデータとして(独)住宅金融支援機構が同じく3月下旬に発表したデータでは昨年10~12月にかけての新規住宅ローン貸出額が前比8.8%減になっていたと言うことでした。
昨年の秋から年末にかけて住宅ローンの貸出額が減っていると言うことはそれだけ売れている数が減っていると言うことにほかなりません。


需要と供給の関係において需要の高まりにより売手有利な市場にあっては高値でも売れる余地はあります。
逆に需要が落ち込んだときは高値での成約を目指す余地は小さくなってしまいます。
昨年秋から末にかけての新規住宅ローン貸出額減少と…
年明け以降の不動産サイトにおけるアクセス数と問い合わせ件数の減少…
その様な要因を鑑みると地価公示の上昇に楽観視はできないのではないでしょうか?



以上、また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。


令和5年4月     
売却サポート:青山

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