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--------------------今月の注目記事---
改正空家特措法が施行。管理不全空家を定義
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お世話になっております。
センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。
天白区における成約事例をお送りいたします。
相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。
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令和5年11月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]天白区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和5年11月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:6件
成約価格:1,850万円~4,880万円
戸建:13件
成約価格:1,900万円~6,000万円
マンション:10件
成約価格:210万円~4,630万円
23.11成約事例【天白区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください
※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。
https://campage.jp/test2/jireihaishin
////【所感】///////
天白区では11月になって土地と戸建の成約件数が増加したものの…
マンションの成約件数が10月に比べて半減したため全体の成約件数は前月比85%と落ち込む形になりました。
詳細内容は以下の通りです。
・土地・
平均成約坪単価:49.66万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約1986万円
著しく売れ行きの悪かった前月から元の水準まで成約件数が戻った
全体的に駅から遠い土地の成約登録が多く成約単価が高い物件の成約登録はなかった
そのため平均成約単価も落ち込み直近半年と比べて最低水準となった
・戸建・
建物平均成約坪単価:108.87万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約3483万円
前月から売れ行きを維持しさらに成約件数を伸ばす形となった
特に新築分譲住宅が前月に比べよく売れており成約件数に貢献した
・マンション・
平均成約平米単価:30.86万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2314万円
マンションに限り前月から成約件数が半減している
前月で成約件数を牽引していた1000万円台~2000万円台の成約登録が11月はゴッソリ減少しており件数を落とす要因となった
売れ行き好調だった9月から2カ月連続で成約件数を減少する形となりました。
天白区においては秋から冬にかけて売れ行きが冷え込んでいるような状況となっております。
とは言え、11月はマンションの売れ行きが乏しく足を引っ張る形になったものの土地と戸建は前年同月より成約件数は多くなっております。
買手の消費意欲はやや低下している節はありますが売れる物件はなんだかんだ言って売れていくような印象でしょうか?
例年では年末に向けて人の動きも落ち着く傾向にありますが…
今年は新築分譲住宅の売れ残り在庫が値下げして反響を喚起している物件などもあるのでもうひと山来るかもしれません。
ちなみに…
『来年のことを言うと鬼が笑う』などと言いますが、来年の市況予想も重要です。
たとえば、今月から空家特措法が改正されました。
固定資産税の減免措置を解除する要件を『特定空家』に認定された家だけでなく、その予備群である『管理不全空家』にまで拡大すると言うのがその目玉です。
言うなれば減免措置を解除する要件を緩和して行政が税金を取りやすくする制度とも言えます。
税収を増やそうと思えば街中の空家で適正に維持管理されていない家『管理不全空家』を見つけるだけで固定資産税の税収が増やせることとなります。
ある種税金の金脈でありステルス増税とも言えるかもしれません。
『特定空家』『管理不全空家』については総務省のホームページ資料を弊社ホームページで公開していますのでご確認ください。
適正に管理されていたり空家にならずに活用されていれば問題はありません。
草刈りしたり掃除したり維持修繕するなど管理が及ばない場合は売却処分を考えると言う人も増えてくると予測されるのが来年あたりの話でしょうか。
また、来年の春からはスーモやホームズなど各不動産サイトの広告掲載において『省エネ性能表示制度』もはじまります。
コチラも弊社ホームページで解説と国交省資料を紹介しておりますのでご確認ください。
2025年の建築基準法改正に先駆けて省エネ性能を周知する目的でスタートします。
言うなれば2025年建築基準法改正によって省エネ性能の『ある家』と『ない家』の線引きがされると言うようなイメージでしょうか?
法改正前でも省エネ性能基準を満たしているのであれば省エネ性能ラベルを取得することによって省エネ性能の『ある家』として売ることが可能となります。
中古戸建の場合は省エネ性能ラベルの発行は義務ではありませんが…
来年4月以降は制度として表示できるようになるためあった方が売りやすくなる可能性は高いです。
コチラも認知浸透するまでに多少時間がかかると思いますが確実に消費者の目線に変化が生じてくると思われます。
このように市況の変化のみならず様々な要因が市況に影響を及ぼし不動産の価値を左右する原因となり得ます。
そう言った情報も含めて来年以降も随時市況情報と成約事例をお送りさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
また、不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。
売却サポート:青山
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