ホーム  >  【不動産市況情報】令和3年8月 千種区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

千種区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和3年8月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]名古屋市千種区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和3年8月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:7
 成約価格:2,000万円~6,250万円
戸建:4
 成約価格:3,180万円~4,650万円
マンション:19
 成約価格:280万円~6,880万円

21.8成約事例【千種】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合…

→メールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。
https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////

8月の売れ行きは土地と戸建の成約件数はほぼ横ばいに推移したもののマンションが前月に比べ大幅に成約件数を減らして前々月と同等水準に逆戻りする結果となりました。
7月は4000万円超の高価格帯にあたるマンションがよく売れていたものの8月はその価格帯の成約件数が減っているためもしかすると資金力のある買手が減ってきているのかもしれません。
また、戸建に関しては前月よりも成約件数は増えてはいますが中古戸建に限定した場合は前月と成約件数が変わらず売れ行き低調が否めないような状況となっております。
千種区においては今現在レインズ(不動産業者が物件情報を共有するデータベース)にて延べ72件の中古戸建が登録されておりますので必ずしも売物件が足りていないせいではないと思われます。


むしろそれらの販売中の物件において販売が長期化している物件が多々見受けられます。
得てしてそういった物件はよく見ると『築年数の割に』とか『サイズの割に』とか『この場所の割に』など『~の割に』と言った割高物件多いのではないでしょうか?
とりあえず相場より高めに売り出してみて可能背を模索する『チャレンジ価格』と呼ばれる物件となります。
なるべく高く売れる可能性を模索して相場より高めの売価設定をしたうえでじっくりと腰を据えて買手がつくのを気長に待つと言った方針で高値売出しする作戦もアリですが…
高値売出しすると販売が長期化する傾向が強いことをよく理解せず安易にチャレンジ価格で売りだしたもののなかなか売れないのでびれを切らす案件もどうやら少なくないみたいです。


先月末まで弊社では不動産買取キャンペーンを実施しておりましたが買取のご相談をいただくお客様の半分近くが『他社に売却を依頼しているものの売れないので買取相談したい』と言った案件になっておりました。
そう言った案件はよくよく話を聞くと売り方について無策なまま安易にチャレンジ価格で売り出していたりします。
結果的に話をよく聞いていくと買取の話ではなく売り方の見直しをする売却セカンドオピニオンになることが多くありました。


集客に係わる訴求材料の切り口が不明瞭だったり
問合せのあった見込客に対する導線が不十分で商談や申込まで至らなかったり
売れない理由は様々ありましたがその根底には価格についての正当性が主張できる材料の不足があったように思われます。
買手の物件探しにおける行動の流れとしては自分なりの予算感から物件を選定してアリかナシか判断します。
つまり物件について価格の妥当性を判断すると言っても過言ではありません。
ここで言う妥当性とは払う代金に見合った価値があるかどうかということです。
もちろんこの価値のなかには相場と比較する作業も含まれるため安易で無策なチャレンジ価格は買手から見ると割高な物件にしか見えません。
『相場より高い気がするけどこの価格でも妥当と思えるだけの魅力がある』と買手に納得させるだけの作戦や材料がなければただの割高物件になってしまいます

それでも周りがみんな割高物件だから便乗して高値売出しでスタートするのが近頃の風潮ではないかと思います。
便乗は確かに高値で売り出すにはチャンスになりますがきちんと価格についての正当性が主張できないと値下げを余儀なくされるか売れるまで長期に粘る必要が出てきます。
そもそも売手と買手は利害が相反する関係にあります。



むしろ売れない理由のほとんどは買手への対策の不足によるものがほとんどと言っても過言ではありません。
売却セカンドオピニオンでご相談いただくお客様は買手への対策を意識することなく自分の物件に対する評価と不動産会社や営業担当者との相性だけで売却を専任で依頼しているケースが多くなっております。
ただ、売主が期待して売却を依頼した不動産会社や営業担当者が買手に対して十分な対策ができていなくて機能していないときが売れ難い状態になっているのだと考えられます。
買手があって初めてモノが売れます。
不動産の売却を進めていくにあたっては物件の評価や不動産業者との相性以上に売るべき物件をどの様に買手に選ばれるようにするかの具体的な方針と施策について売主と一緒に考えて実行していけるのが不動産仲介業者にとってあるべきスタンスだと弊社は考えております。



また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。

令和3年9月     
売却サポート:青山

 




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