ホーム  >  【不動産市況情報】令和3年8月 名東区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

名東区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和3年8月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]名古屋市名東区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和3年8月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:9
 成約価格:1,550万円~7,800万円
戸建:11
 成約価格:2,050万円~5,300万円
マンション:15
 成約価格:460万円~4,650万円

21.8成約事例【名東】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合…

→メールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。
https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////

8月の売れ行きは土地とマンションが前月に比べ成約件数を減らしたものの戸建の成約件数は前月から倍近い伸びを見せたため全体的にはほぼ横ばいに推移する結果となりました。
ただし成約件数の増加を見せた戸建の内容を見ると大半を新築分譲住宅が占めており中古物件の成約は4件しか登録されていないため本質的には売れ行き好調と言うものでもないかもしれません。
名東区においては今現在レインズ(不動産業者が物件情報を共有するデータベース)にて延59件の中古戸建が登録されており必ずしも売物件が足りていないと言うものでもないと思われます。


むしろそれらの販売中の物件において販売が長期化している物件が多々見受けられます。
得てしてそういった物件はよく見ると『築年数の割に』とか『サイズの割に』とか『この場所の割に』など『~の割に』と言った割高物件多いのではないでしょうか?
とりあえず相場より高めに売り出してみて可能背を模索する『チャレンジ価格』と呼ばれる物件となります。
なるべく高く売れる可能性を模索して相場より高めの売価設定をしたうえでじっくりと腰を据えて買手がつくのを気長に待つと言った方針で高値売出しする作戦もアリですが…
高値売出しすると販売が長期化する傾向が強いことをよく理解せず安易にチャレンジ価格で売りだしたもののなかなか売れないのでびれを切らす案件もどうやら少なくないみたいです。


先月末まで弊社では不動産買取キャンペーンを実施しておりましたが買取のご相談をいただくお客様の半分近くが『他社に売却を依頼しているものの売れないので買取相談したい』と言った案件になっておりました。
そう言った案件はよくよく話を聞くと売り方について無策なまま安易にチャレンジ価格で売り出していたりします。
結果的に話をよく聞いていくと買取の話ではなく売り方の見直しをする売却セカンドオピニオンになることが多くありました。


集客に係わる訴求材料の切り口が不明瞭だったり
問合せのあった見込客に対する導線が不十分で商談や申込まで至らなかったり
売れない理由は様々ありましたがその根底には価格についての正当性が主張できる材料の不足があったように思われます。
買手の物件探しにおける行動の流れとしては自分なりの予算感から物件を選定してアリかナシか判断します。
つまり物件について価格の妥当性を判断すると言っても過言ではありません。
ここで言う妥当性とは払う代金に見合った価値があるかどうかということです。
もちろんこの価値のなかには相場と比較する作業も含まれるため安易で無策なチャレンジ価格は買手から見ると割高な物件にしか見えません。
『相場より高い気がするけどこの価格でも妥当と思えるだけの魅力がある』と買手に納得させるだけの作戦や材料がなければただの割高物件になってしまいます

それでも周りがみんな割高物件だから便乗して高値売出しでスタートするのが近頃の風潮ではないかと思います。
便乗は確かに高値で売り出すにはチャンスになりますがきちんと価格についての正当性が主張できないと値下げを余儀なくされるか売れるまで長期に粘る必要が出てきます。
そもそも売手と買手は利害が相反する関係にあります。



むしろ売れない理由のほとんどは買手への対策の不足によるものがほとんどと言っても過言ではありません。
売却セカンドオピニオンでご相談いただくお客様は買手への対策を意識することなく自分の物件に対する評価と不動産会社や営業担当者との相性だけで売却を専任で依頼しているケースが多くなっております。
ただ、売主が期待して売却を依頼した不動産会社や営業担当者が買手に対して十分な対策ができていなくて機能していないときが売れ難い状態になっているのだと考えられます。
買手があって初めてモノが売れます。
不動産の売却を進めていくにあたっては物件の評価や不動産業者との相性以上に売るべき物件をどの様に買手に選ばれるようにするかの具体的な方針と施策について売主と一緒に考えて実行していけるのが不動産仲介業者にとってあるべきスタンスだと弊社は考えております。



また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。

令和3年9月     
売却サポート:青山

 




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