ホーム  >  【不動産市況情報】令和3年10月 千種区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

千種区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和3年10月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]千種区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和3年10月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:6
 成約価格:2,260万円~7,400万円
戸建:4
 成約価格:885万円~1億,200万円
マンション:25
 成約価格:450万円~8,580万円

21.10成約事例【千種】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない

→メールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
千種区では10月の成約件数が土地・戸建・マンションとも全種別前月比減の結果となりました。
土地と戸建に至ってはほぼ半減となっております。
しかしながら、9月が売れ行き好調だったため10月に入って成約件数が減少したとは言え月並み水準の売れ行きに戻ったとも言えます。
逆に、あんまりにも物件が売れ過ぎちゃうと売物件が枯渇して翌月以降の成約件数が落ち込むのではないか心配になってきますが
むしろ需要に対して供給が足りていない状況は売手にとっては有利に働くシチュエーションとも取れます。
多少時間がかかってもなるべく高く売れる可能性を模索するには今がチャンスです!


とは言え不動産の売却を検討する理由やタイミングは人それぞれなので『今がチャンス!』なんて踊らされるようなものでもないのも実情ではないでしょうか?
本当に売る必要があるときや思い立った時にお客様の望む形での売却を最大限追求することが私どもの仕事であると考えております。
だからこそ『今はまだ…』と言う人には定期的に市況動向の情報をお送りしているような状況ですが、、、
最近常々思うのが『売りたいのに売れない』状況にある人の手助けができないか?ということです。


『売りたいのに売れない』最たる例は所有者が認知症などで意思判断能力が無いために売買契約が締結できないケースではないでしょうか?
所有者が認知症や寝たきりになって施設に入所して自宅が空家になったまま放置される物件も多いように思います。
先日売却依頼をいただいた相続案件の家などは施設に入ってから寝たきりのまま14年も長生きしてその間ずーっと空家でした。
その物件は幸い入所施設が自宅の近くで娘さんも週に何度か施設に行くついでに自宅の様子を見に来ていたので手付かずな空家ではありませんでしたが…
入所した施設や身内の人が遠方で家によりつく人がいなければ長期に空家にすれば家も朽ち果ててしまいます。
また、介護にもお金がかかるので空家のまま放置するのであれば売りたいと考えるお子さんたちも少なくありません。
しかし所有者本人が意思判断能力が無ければ契約行為はできませんので売りたくても売れないケースは多いと思います。


ちなみに、認知症などで意思判断能力が無い場合でも『成年後見制度』を利用すれば不動産を売却することはできます。
ただし売ることができる以上にデメリットが多すぎるのも実情です。
成年後見人を選任するのに数ヶ月時間がかかり、いざ売り出して申し込みが入っても契約を締結する前に裁判所にお伺いを立てて許可を得るのに数ヶ月時間がかかり、不動産の売却が終わっても成年後見人に選任された弁護士さんには毎月報酬を払う必要があります。
以上のように『成年後見制度』は利用するのにハードルが高くて結局『売るに売れない』状況が続きやすいのが実情です。


なお、そうはならない予防策として『家族信託』がありますが未だ知名度が低く利用する人が少ないような状態です。
ただ、不動産を含めて財産管理を認知症などで意思判断能力が無い状態になる前に子供達と話し合って家族信託しておけば認知症になっても子供が親に代わって不動産を売却することができます。
特に老後は何かとお金がかかるものの『家はあるけど貯金は少ない』なんて場合も少なくないので家を売ってまとまったお金を作れるかどうかは結構切実な課題ではないでしょうか?

今はまだでもいずれ来る相続のことはお気軽にご相談ください。

また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。

令和3年11月     
売却サポート:青山

 




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