ホーム  >  【不動産市況情報】令和3年5月 緑区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

緑区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和3年4月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]名古屋市緑区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和3年4月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:16
 成約価格:1,600万円~5,440万円
戸建:9
 成約価格:2,350万円~4,490万円
マンション:14
 成約価格:200万円~4,000万円

21.4成約事例(緑).pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない

→メールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。
https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】//////////////////////////////////

緑区における4月の成約件数動向としては土地、戸建、マンションとも全種別前月比減少に転じる結果となりました。
総数として3割減となっております。
とは言え前月がかなり高い水準で成約件数が登録されていましたので悲観するような落ち込みではなく若干落ち着きが見えてきたと言ったような状況かもしれません。

3月と4月の市況の変化としてはやはり土地の成約件数の変動がポイントになると思われます。
おそらくはハウスメーカーの営業マンが言うセールストークで
『住宅ローン控除の見直し』が先月の成約件数の伸びに影響したものと思われますが…
土地から買って注文住宅を建てて年内に完成入居するにはもうタイムリミットになりつつあり4月は前月に比べるとやや落ち込んだものと思われます。
逆に今後の動きとしては
『ウッドショックによる建築費高騰』による建築コスト上昇が戸建を今買うべき理由付けとして認知されていくのだろうと思われます。

来年度、住宅ローン控除の見直しが見込まれており『ローン控除で返ってくるお金の上限が下がる可能性が高い』ことを理由に年内入居できる家を買わなければいけないと言った理由付けはかなり買主にとってショッキングな内容ではないでしょうか?
そこに輪をかけるように『木材が足りなくて建築費高騰が予想されるので今後売りに出てくる物件はもっと値段が高くなる恐れがある』と言われたら目の前の家を買うか買わないか真剣に考えるようになって然るべきだと思われます。
これも住宅ローン控除の見直しと同様にウッドショックと言うキャッチ―な言葉を冠して新聞、テレビ、インターネットニュースなどメディアに取り上げられたことが客観的な事実と認識されてより真剣に家の購入を検討した結果で完成済みの新築分譲住宅などは特に売れ足が伸びるものと推定されます。
そう考えると新築ばっかり売れて中古戸建が売れないような印象すら感じますが買主が積極的に住まいの購入に動いていること自体は事実であると言えます。



[興和不動産では元々新築分譲住宅の販売をしていたスタッフがお客様の物件を販売しますので普通の仲介業者とは物件の販売方法がちょっと違います]

専任業者が自分のペースで販売活動をする中古物件と違い販売専門のエキスパートである営業マンが集客した客をその物件を買うことへ落とし込むように売り込みをする新築分譲住宅などは特に売れやすいのだと思います。
『今はこの値段で分譲していますが今後売りに出す現場についてはウッドショックなので今とな時価格水準で売り出せるかどうかの保証はありません』って言ったら買主は今後値上がりするから今買っておかないといけないと言った考えになっても仕方がありません。
実際のところ大手の分譲業者については1年以上先まで資材の仕入れ予定が建っている会社がほとんどなので早急に木材が不足して現場が滞るようなことはありませんが在庫を多く抱えることの無い中小については資材が足りずに現場が滞り1棟ずつの利益を確保するべく売出価格を高めに設定したり在庫処分のための値下げには消極的になったりすることが想定されます。
市場全体でみると売価設定が上がり値下げも少なくなるため相場が全体的に上がる可能性があります。
そこまで至ると今度は逆に中古物件の価値が見直されるようになるためもしかしたら今後中古も売りやすい市況になるかもしれません。

従来不動産市況において建築コストの上昇は新築価格の上昇を招き新築価格の上昇に牽引されて中古物件の相場も上昇する傾向にありました。
今や慢性的に資材や職人が不足して建築コストが上昇したマンション市場においては最早中古相場の上昇も常態化してきている様な状況です。
戸建についても今回のウッドショックに伴う建築費高騰が現実になれば同様に中古相場が牽引される可能性があります。
ただし、土地でも戸建でもマンションでも高値で売り出すとどうしても成約までに時間がかかる傾向があり相場が上がったからと言って高値でも早々に売れる市場になると言うわけではないと思われます。
むしろ相場が上がるとそこまで欲張って高値売り出ししないと言った案件が早期に売りやすい市況になるのかもしれません。
まわりの競合物件の状況等を考慮して予測することはできますがこればっかりは売りに出してみないとわからない部分が少なくないのが実情です。

ただ、表立って売りに出す前にある程度価格目線について市場の感触を探る方法もあります。


[ある程度たたき台の金額を決めて水面下情報として物件探ししている登録顧客にアナウンスすることでその物件のその価格目線での市場の反応を探ることができます]

これから売却を検討する前に感触を探れると具体的に売却する際の方針や目線がより詳しく計画できるようになると思われます。
不動産を仲介で売りに出す際はどうしても『相場』とか『適正価格』などと言われやすいですが方針や目線を明確にしないまま無策で売りに出したら妥当な価格でしか着地できません。
むしろ無策で売り出してタイミング悪く買手に恵まれなかったとしたら『相場』や『適正価格』を下回らないと着地できない場合などもあります。
事前に収集した情報を元にスケジュール感や目標とする価格目線などを明確に意識した策を練って売り出すことが重要ではないでしょうか?
戸建でもマンションでも新築物件は売り出す前にマーケティングリサーチしたうえで販売計画を立てます。
中古や土地を仲介で売る際にマーケティングリサーチや販売計画を立てて販売に取り組む仲介業者はまだまだ少ないのではないかと思われます。
弊社では販売に注力できる営業体制を構築し新築物件の販売業者同様に販売計画を立てて販売に取り組む仕組みができております。
不動産の売却を具体的に検討される際にはぜひとも弊社にマーケティングリサーチや販売計画についてご相談いただけますと幸いです。


また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。

令和3年5月     
売却サポート:青山

 

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