ホーム  >  【不動産市況情報】令和3年3月 天白区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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--------------------今月の注目記事---
令和3年地価公示
コロナ禍直撃6年ぶり下落
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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

天白区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和3年3月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]名古屋市天白区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和3年3月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:8
 成約価格:2,750万円~5,737万円
戸建:6
 成約価格:2,680万円~3,980万円
マンション:24
 成約価格:180万円~4,400万円

21.3成約事例(天白).pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない

→メールにて成約事例をお送りします。
コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。
https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】//////////////////////////////////

3月の天白区における成約動向としてはマンションが異常なほど売れておりました。
成約件数においては土地と戸建は前月比でやや横ばいに等しい微増だったもののマンションに限っては前月からさらに成約件数が膨れ上がっています。
単月で24件の成約登録はかなり高い数字となっております。

しかし!
さすがは春先の繁忙期なのかと言えば…

必ずしもそうとは言えないような状況かもしれません。
いわゆる繁忙期と言えるような市況であれば土地や戸建ももっと成約件数が伸びてもおかしくありません。
また、マンションの成約物件内容を見ても約7割が2000万円未満の安価な物件に偏っています。
この状況だけ見ると買手側の購入マインドは本質的には熱くないのではないかとも思えてしまいます。

しかし昨年末から今年の初めごろにかけて市況はコロナ特需に沸いて物件の価格が上昇しているとニュースになったりしていますが…
不動産価格指数、住宅総合はやや上昇 | 最新不動産ニュースサイト「R.E.port」 (re-port.net)
令和3年地価公示、コロナ禍直撃6年ぶり下落 | 最新不動産ニュースサイト「R.E.port」 (re-port.net)
上記2つのニュースを見る限り片や価格上昇、片や下落と相反する情報が交錯しています。

この背景として…
『売り出す価格は上がっている』
『成約する価格はそうでもない』
と言った状況が起こっているのではないかと思われます。

実際に近頃新規で売り出される物件の高値売出しが露骨になりつつあります。
その背景として不動産一括査定サイトにおける査定競合の結果により他社より高値を付けて専任媒介契約を受託したいと言う不動産業者の思惑が反映しているものと思われます。
ただ、買手側の懐具合は必ずしも良いとは言い切れず売出価格と買手の予算感に開きが生じる可能性が高くなっているとも言えます。
今年に限っては来年度から見直しが予想される住宅ローン控除の駆け込み需要が見込まれるため未だ高値売出しでも通用するかもしれませんが来年になると生産緑地の2022年問題がいよいよ到来しますので来年以降急激に落ち込む恐れがあります。

そう考えると高値売出しができるのも今年が山場になるのかもしれません。
ただ、この際気を付けるべきは単に高値で売り出すのではなく高値売出しでも買手に納得してもらう材料を用意して売り出すことではないでしょうか?

【不動産売却の心得】
これを知らずして不動産売却に成功なし!


一括査定の競合状態から競合排除する目的で専任媒介契約を受託しようとする不動産業者が意図的に高値での査定額を提示している状況はもはや明白です。
しかし売れないと意味がありません。
査定で提示された金額の根拠よりも重要なのはいかに買手に対して納得させられるだけの材料を用意できるかにかかっています。

ちなみに売主は値段の次に営業マンを見て売却依頼する相手を決める傾向があります。
『この人だったら売ってくれそう』と言った印象で売却を依頼するに至りますが…
今どき買主は営業マンを見て物件を買うことはまずありません。
むしろ購入を検討するに値すると判断した物件にたまたま営業マンが引っ付いているだけと言っても過言ではありません。
つまり高値売り出ししても買手に対して購入を納得させられる材料が予め開示されていなければ問い合わせも取れず買手が営業マンと接点を持つことすらありません。
そのため無策の高値売出しでは値下げする他に買手に対して訴求材料がなくいつまでたっても売れない状況が続いてしまいます。

おそらくは不動産市況として今年が山場になる可能性が高いです。
遅かれ早かれ売却を検討しているのであれば今に限っては早い方が良いと思われますが無策の売り出しでは思うような結果に至らない可能性も高いです。
弊社では買主に対する販売戦略の内容が売却の成否を分けると考えております。
売却を具体的に検討される際は査定額や営業マンの人と成りだけで決めるのではなくぜひとも弊社の販売戦略をご提案させていただけますと幸いです。

また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。

令和3年4月     
売却サポート:青山

 

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