カテゴリ:気になる不動産関連ニュース記事まとめ / 更新日付:2026/08/03 13:33 / 投稿日付:2026/08/03 13:33
そりゃ"帰省離れ"が加速するはずだわ…宗教学者が「帰省も墓参りも単なるブームだった」と断言するワケ
そりゃ"帰省離れ"が加速するはずだわ…宗教学者が「帰省も墓参りも単なるブームだった」と断言するワケ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)実家を残すことが当たり前ではなくなった時代へ|戦後の持家文化が生んだ空き家問題とこれからの家の選択
「家を持つこと」が幸せだった時代。その価値観は今、変化しています
「親から受け継いだ実家をどうするべきか」
「誰も住んでいない家をこのまま残していいのか」
「子どもに迷惑をかけたくないけれど、思い出のある家を簡単には手放せない」
不動産売却のご相談を受けていると、このようなお悩みを多く耳にします。
特に近年増えているのが、親世代が長年暮らしてきた実家についての相談です。
昔であれば、
「親の家は子どもが受け継ぐ」
という考え方が一般的でした。
しかし現在、その常識は大きく変わっています。
子どもは地元を離れ、別の地域で仕事や家庭を築く。
実家へ帰る機会も減る。
そして、誰も住まなくなった家が空き家になる。
現在の空き家問題は、単なる人口減少だけが原因ではありません。
その背景には、戦後日本で大きく変化した住宅文化があります。
日本の「持家文化」は昔から当たり前だったわけではありません
現在の日本では、
「結婚したら家を買う」
「マイホームを持つことが人生の目標」
という価値観があります。
住宅購入は人生における大きなイベントとして、多くの人が経験してきました。
しかし、実はこの「持家を持つ」という文化が広く定着したのは、戦後になってからです。
戦前から戦後初期の日本では、現在とは違う住まい方が一般的でした。
例えば、
- 親子三世代で暮らす
- 先祖代々の土地や家を守る
- 長男が家を継ぐ
というように、家は「新しく購入するもの」というより、
家族の中で受け継いでいくもの
という考え方が強くありました。
つまり、昔の日本では住宅そのものよりも、
「誰が住み続けるのか」
という家族のつながりが重要だったのです。
高度経済成長と核家族化が「自分たちの家を持つ時代」を作った
戦後、日本は高度経済成長によって大きく発展しました。
都市部には仕事を求めて人が集まり、生活スタイルも変化していきます。
そこで広がったのが、
核家族化
です。
親世代とは別に、
夫婦と子どもだけで暮らす家庭が増えました。
それに合わせるように、
- 郊外の住宅地開発
- 新築戸建住宅の普及
- 住宅ローン制度の整備
が進み、多くの家庭がマイホームを取得できる時代になりました。
これは、日本の豊かさを象徴する大きな変化でした。
「借家から持家へ」
「親の家から自分たちの家へ」
という流れによって、多くの人が安心して暮らせる住まいを手に入れることができました。
しかし、その成功した住宅文化が、現在では別の問題を生むことになります。
増えた住宅と変化した家族構成が空き家問題につながった
戦後、多くの住宅が建築されました。
当時は、
「子どもが将来この家を使う」
「家族が住み継いでいく」
という前提がありました。
しかし現在、その前提が崩れています。
例えば、
親世代:
「いつか子どもが戻ってくるかもしれない」
子ども世代:
「仕事も家庭もあり、地元には戻れない」
というケースです。
もちろん、どちらが間違っているという話ではありません。
社会の仕組みや暮らし方が変わった結果です。
現在では、
- 子どもが県外へ移住している
- すでに自分の家を購入している
- 実家を必要としていない
- 管理する時間がない
という家庭も珍しくありません。
その結果、
「建物は残っているけれど、住む人がいない」
という住宅が増えています。
これが空き家問題の大きな背景のひとつです。
「家を残すこと」と「家を大切にすること」は同じではありません
実家の売却を迷われる方の多くは、
「親が大切にしてきた家だから」
というお気持ちを持っています。
その気持ちは当然のことです。
長年暮らした家には、家族の思い出があります。
子どもの成長を見守った場所。
家族で食卓を囲んだ場所。
親が人生をかけて購入した場所。
簡単に割り切れるものではありません。
しかし一方で、誰も住まない家を維持することにも現実的な負担があります。
空き家になると、
- 建物の老朽化
- 庭や外構の管理
- 防犯上の不安
- 固定資産税の負担
- 近隣への影響
など、所有者の負担は少しずつ増えていきます。
大切なのは、
「残すこと」だけではありません。
その家を将来どう活かしていくのかを考えることです。
実家問題は「相続してから」ではなく「元気なうち」に考えることが大切
多くの方は、
「親が亡くなってから考えればいい」
と思われます。
しかし、不動産の場合、相続後に問題が複雑になるケースがあります。
例えば、
- 相続人同士で意見がまとまらない
- 遠方に住んでいて管理できない
- 名義変更や手続きに時間がかかる
- 空き家状態が長期化する
といった問題です。
だからこそ重要なのは、
親が元気なうちに、家族で将来について話しておくこと
です。
今すぐ売却を決める必要はありません。
まずは、
「この家を将来誰が使うのか」
「管理する人はいるのか」
「売却した場合どれくらいの価値があるのか」
を知っておくことが大切です。
名古屋でも変化する住宅事情|これからの家の持ち方を考える時代へ
名古屋市でも、住宅地の成熟とともに同じような変化が起きています。
特に、
- 天白区
- 名東区
- 緑区
- 昭和区
- 瑞穂区
など、昭和から平成にかけて住宅開発が進んだ地域では、親世代が購入した住宅について相談されるケースがあります。
当時は、
「家族が増えても暮らせる家」
「子どもへ残せる資産」
として購入された住宅です。
しかし現在では、
「子どもは別の場所で生活している」
「夫婦2人になった」
「将来的に管理する人がいない」
という状況も増えています。
これからの住宅所有では、
「持っていること」
だけではなく、
「どのように活用するか」
という視点が重要になります。
これからの時代は「家を守る」から「家の未来を考える」へ
空き家問題は、住宅を購入した人の責任ではありません。
戦後、日本が豊かになる中で広まった持家文化。
その時代には、その時代に合った正しい選択がありました。
しかし、時代が変われば、住まいとの付き合い方も変わります。
人口減少。
少子化。
核家族化。
ライフスタイルの変化。
これらによって、住宅に求められる役割も変化しています。
これから大切なのは、
「家を残すことが正解」
「売却することが正解」
という単純な答えではありません。
家族にとって、その住宅がどのような未来を迎えるのが一番良いのかを考えることです。
実家や相続不動産について、まずは相談から始めませんか?
センチュリー21興和不動産では、不動産売却だけではなく、
- 実家をどうするか悩んでいる
- 相続する前に相談したい
- 空き家になる前に準備したい
- 現在の不動産価値を知りたい
という段階からご相談を承っています。
「まだ売却すると決めたわけではない」
という方も大歓迎です。
大切な家だからこそ、感情だけで判断するのではなく、正しい情報を持ったうえで未来を選択することが大切です。
家族の思い出が詰まった住まいを、次の時代へどうつないでいくのか。
その第一歩として、まずはお気軽にご相談ください。

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