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【住宅ローン】残債のある自宅を賃貸に出してもよいのか? 現役銀行員がお答えします
カテゴリ:気になる不動産関連ニュース記事まとめ  / 投稿日付:2022/04/05 12:53

【住宅ローン】残債のある自宅を賃貸に出してもよいのか? 現役銀行員がお答えします

【住宅ローン】残債のある自宅を賃貸に出してもよいのか? 現役銀行員がお答えします | マネーの達人 (manetatsu.com)

事情があって引越しを余儀なくされた場合に自分が住まない持家を【売る】か【貸す】か考える場面がよくあります。
その際、最初に確認するのは『住宅ローンまだ残ってますか?』『手持ちの預貯金で住宅ローン一括返済できますか?』と言った内容になります。

この記事にも記載されているように住宅ローンは自己居住用不動産を購入するために様々な優遇措置が取られた特別なローン商品です。
そのため住宅ローンの返済が残っている状態で第三者に賃貸で貸すことは契約違反になります。
転勤などで住めない期間に限って一時的に賃貸で貸すようなケースはありますが…
銀行に自分が住んでいなくて第三者に賃貸で貸していることがバレていない間だけ賃貸ができてしまっているだけの話でバレたらペナルティが発生すると思っておいた方が良いです。
『転勤期間は●●年でそれまでの間定期借家契約で貸しているけど戻ってきたら自分が住むつもりだった』で見逃してもらえるかどうか程度の感覚ではないでしょうか?

以前に不動産投資で収入や資産を誤魔化して借入審査を通した不正融資が社会問題になっていましたが、同じくらいフラット35を使って自己居住用として購入した物件を賃貸で貸しだす不正融資も問題になっていました。
その結果、金融機関は住宅ローンで購入した家を賃貸で第三者に貸し出すことについて神経質になっています。
愛着のある家で名残惜しいとは思いますが事情があって住むことができなくなった家を第三者に貸すことはリスクがあると思っておいた方が良いです。

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