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業者間で3倍も価格差…住宅リフォーム業界、ぼったくり横行の実態!絶対ダマされない方法!
カテゴリ:気になる不動産関連ニュース記事まとめ  / 投稿日付:2021/07/15 10:17

業者間で3倍も価格差…住宅リフォーム業界、ぼったくり横行の実態!絶対ダマされない方法!

業者間で3倍も価格差…住宅リフォーム業界、ぼったくり横行の実態!絶対ダマされない方法! (biz-journal.jp)

リフォーム業界において【リノベーション】と言う言葉が横行するぼったくりの隠れ蓑になっている事案もあります。
不動産業界において【ワンストップリノベーション】と呼ばれる業態がぼったくりがバレないようにするための手法になっている事案もあります。

『不動産の購入とリノベーションの提案を一つのお店で完結できる』と言った利便性は消費者にとってメリットがあります。
しかし一つのお店で完結するがゆえに見積りの妥当性を検証する【相見積もり】する余地がなくなり結果的に割高な工事費でリフォームをするケースが少なくありません。

一般的に中古マンションを買ってリノベーションをして住んでいた人が住み替えをするにあたって売り出したものの相場より高くてなかなか売れないと言ったケースが少なくありません。
リノベーション自体は不動産に付加価値を付けるものなので相場より高くなることは理にかなっています。
しかし付加価値がついているにも関わらず相場より高いとリノベーション済物件が売れ難いのは相場との乖離度合いによるものと思われます。

『相場より高いけど…なんかカッコいいからこのくらいの値段ならアリかも』って言うのが売れるパターンのリノベーション済物件
『相場より高いけど…なんかすごいコダワリは感じるけど値段的にナシかな』って言うのが売れないパターンのリノベーション済物件

言わば【付加価値】たるリノベーションの施工内容について相場の乖離度(価格)が妥当であるかどうか買手に値踏みをされていると言うことになります。
ワンストップで相見積もりを途絶されたうえで割高な工事費を住宅ローンに上乗せして物件を買っていた売主は残債の兼ね合いで売らなければならない価格目線が決まってしまいます。
しかし工事費が割高だっただけで相場乖離度との【付加価値】の妥当性が見出せないと買手に値踏みされてしまうケースにおいてリノベーション済物件がなかなか売れないジレンマが生じると思われます。

ちなみに…
ワンストップリノベーションをする会社が仲介業に力を入れる際に『仲介手数料割引』を謳って専任媒介契約で以て売却依頼を集めようとするケースがあります。
しかしながら上記のようなリノベーションをぼったくりの隠れ蓑にしている背景がわかっていると以下のような事情が読めると思います。
『リノベーションでガッツリ粗利を抜ける客を集めるために専任物件が欲しい!』

『仲介手数料を半額にしてもリノベーションでガッツリ儲けるから問題なし』

『自社でリノベーション工事の請負受注が取れない客は儲からないのでなるべくやりたくない』
・他リフォーム業者予定客やリフォーム不要志向客の排除(請負契約の囲い込み)
・他仲介業者の物件紹介排除(売買仲介の囲い込み)

仲介手数料を割引してもらったところで囲い込みされて売れなくなってしまっては全く意味がありません。
『専任でも囲い込みはしません』と言ったところで仲介手数料の割引による専任媒介契約の受託は囲い込むことが前提の割引となります。
とは言えワンストップリノベーションはぼったくりの隠れ蓑になる反面で買手にとっての利便性があることも事実なので不動産の売却を進める場合の販路の一つとしては利用価値もあるかもしれません。
ワンストップリノベーションの使い道として一般媒介契約で複数業者に同時進行で依頼する際の一つの集客チャンネルとしてはその価値が発揮できると思われます。
ただ、販路をワンストップリノベーションに限定する専任媒介契約での売却依頼は高粗利(ぼったくり)請負契約受注目的の囲い込みに巻き込まれるリスクしかありません。

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