ホーム  >  【不動産市況情報】令和8年5月 千種区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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千種区
【土地】【戸建】【マンション】
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お世話になっております。
センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。
千種区における前月度成約物件データをお送りいたします。
相場の把握や市況の確認としてご覧ください。
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令和8年5月 成約事例データをお送りしております。

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[調査対象]名古屋市千種区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和8年5月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:3
 成約価格:850万円~1億2,800
戸建:6
 成約価格:1,200万円~7,150万円
マンション:35
 成約価格:530万円~1億500万円

成約事例(千種).pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラからメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 


///【所感】////

令和8年5月の千種区における全体の成約件数は44件となりました。
4月(41件)と比べるとやや増加しており、春先の繁忙期後としては底堅い推移です。
内訳を見ると、土地と戸建は件数が限られる一方、マンションが35件と全体を大きく牽引しており、今月の千種区市場はマンション主導の動きが鮮明でした。
千種区はエリアごとの価格差・個性差が大きく、池下・覚王山・本山・自由ヶ丘・星ヶ丘など駅力や住環境の評価が価格形成に強く反映されやすい市場です。
今月も「条件の良い物件には高値が付く一方、買い手は価格に対してよりシビアに比較している」という流れが見て取れました。
詳細は以下の通りです。


・土地・

土地成約坪単価中央値:79.1万円
成約土地面積中央値:213.74平米
⇒単価中央値を面積中央値に換算すると…約5,110万円

 5月の土地成約件数は3件となりました。
 件数自体は少ないものの、850万円の小規模案件から1億円超の案件まで成約価格の幅が大きく、千種区の土地市場らしい個別性の強さが表れています。
 中央値で見ると、坪単価79.1万円・面積213.74㎡と、まとまった広さの土地にも相応の価格が付いており、土地の希少性は引き続き高い水準にあります。
 特に本山・自由ヶ丘方面では駅距離や住環境を重視する需要が根強く、単純な広さだけでなく立地条件の良し悪しが価格に色濃く反映される状況です。
 母数が少ないため月ごとの振れは大きいものの、千種区の土地は依然として「選ばれれば強い」市場といえます。


・戸建・

建物成約坪単価中央値:117.9万円
成約建物面積中央値:117.95平米
成約築年数中央値:18.8年
⇒単価中央値を面積中央値に換算すると…約4,210万円

 5月の戸建成約件数は6件でした。
 前月比ではやや落ち着いた件数ですが、価格帯は1,000万円台前半の築古戸建から7,000万円台前半の駅近・築浅寄り物件まで幅広く、物件ごとの条件差がはっきり出た月でした。
 建物面積中央値は117.95㎡と比較的ゆとりがあり、築年数中央値も18.8年であることから、千種区では新築だけでなく一定年数の経過した中古戸建にも需要があることがわかります。
 一方で、本山・茶屋ヶ坂周辺の駅徒歩圏や築浅物件には高い価格が付きやすく、立地と建物条件の両方が揃う物件は強含みで推移しています。
 戸建市場全体が幅広く動くというより、価格と立地・建物状態のバランスが取れた物件に成約が集中している印象です。


・マンション・

マンション成約平米単価中央値:57.1万円
成約専有面積中央値:80.61平米
成約築年数中央値:17.4年
⇒単価中央値を面積中央値に換算すると…約4,600万円

 マンションの成約件数は35件となり、今月の千種区市場を最も強く支えたのはマンションでした。
 価格帯は500万円台の築古住戸から1億円超の高額住戸まで非常に幅広く、千種区マンション市場の厚みと多様性がよく表れています。
 中央値で見ると、専有面積80㎡台・築17年前後・平米単価57.1万円と、ファミリー層が対象となる中価格帯のマンションが市場の中心となっていました。
 一方で、池下・覚王山・本山・自由ヶ丘・星ヶ丘周辺の駅近物件や築浅マンションには引き続き強い価格が付き、5,000万円台後半から1億円前後でもしっかり成約しています。
 築古で価格を抑えた物件と、駅近・築浅・ブランド性を備えた高価格帯住戸の双方が動いており、二極化しながらも流通量は非常に安定している月でした。


千種区の5月における成約件数は合計44件となり、4月の41件からやや増加しました。
その増加を主に支えたのはマンションで、土地・戸建が限られた供給の中で選別的に動く一方、マンションは幅広い価格帯で成約が積み上がっています。
千種区はもともとエリアブランドの強い地域であり、駅距離、学区、住環境、眺望、建物グレードといった要素が価格に強く反映される傾向があります。
そのため、相場全体としては高値圏を維持していても、「何でも売れる」市場ではなく、条件の整った物件に需要が集中しやすい局面に入っていると考えられます。
全体としては相場が崩れているわけではなく、むしろ買い手がより慎重に物件を選び、良いものにはしっかり価格が付く市場へ移行している印象です。

さて、足元の住宅市場を考えるうえで、引き続き無視できないのが「金利」と「建築コスト」の問題です。
物件価格はなお高値水準を維持している印象がありますが、その価格を買い手が今後も受け止め続けられるかどうかは、以前にも増して重要な論点になってきました。
金利の上昇が続く局面では、月々の返済負担は確実に重くなります。
加えて、資材不足や原材料高の影響が完全には解消しておらず、住宅設備や建築資材の仕入価格上昇、工事費の上昇、工期の遅れなど、不安要因はなお先行きが見通しにくい状況です。

こうした環境下では、金融機関の融資姿勢も以前とは変わってきます。
これまでのように顧客獲得を優先して、なりふり構わず住宅ローンを出す時代ではなくなりつつあり、今後は返済計画や属性をより慎重に見極める傾向が強まると考えられます。
つまり、「買いたい人がいる」だけでは成約に至らず、「ローンが通る人でなければ買えない」という当たり前の現実が、これまで以上にはっきりしてくる可能性があります。
需要があるように見えても、実際には融資承認の段階でふるいにかかる場面が増えれば、需要は見かけ以上に先細っていくことも十分に考えられます。

そのような市況においては、
「なるべく高く売れる可能性を模索して、まずはチャレンジ価格で売り出し、反応を見ながら少しずつ下げていく」
という売り方は、以前ほど通用しにくくなってきたと感じます。
相場に勢いがある局面ではその戦略が機能することもありましたが、買い手が価格にも融資にもより慎重になっている今は、売り出し初動の印象がこれまで以上に重要です。
最初の価格設定を誤ると、「高すぎる物件」として市場に認識され、その後に値下げしても勢いを取り戻しにくくなるケースも増えていくでしょう。

これからの売却で大切なのは、まず相場を正確に把握し、
「いくらで売りたいのか」
「いつまでに売りたいのか」
という金額と時期の目標を明確に定めることです。
そのうえで、その目標を実現するために、
どの価格で売り出すのか、
どのタイミングで見直すのか、
どの層に訴求するのか、
といった販売戦略を事前に組み立てておくことが、これまで以上に重要になっています。

実際、レインズの成約事例を月ごとに集計し、件数・価格・面積・築年数などを見ていくだけでも、相場の空気感はかなり見えてきます。
売却を成功させるには、希望だけで価格を決めるのではなく、実際に市場でどのような条件の物件が、どのくらいの水準で成約しているかを把握することが出発点です。
センチュリー21本部提供のChatAIを活用すれば、こうした成約事例の集計や考察も比較的スムーズに整理できます。
最新事例を収集してメールでお送りしたり、今のご自宅がどのくらいの価格帯で売れそうかを確認したりすることも可能ですので、気になった際はお気軽にご指示ください。

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以上、相場の変化をいち早く察知していただくために、毎月成約事例情報をお届けしてまいります。
引き続き定期的にお知らせいたしますので参考にしていただけますと幸いです。

その他にも不動産についてご不明点やお悩みなどございましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。
皆さまの大切な資産の価値を最大限に活かせるよう、最新情報をもとにサポートしてまいります。

 

令和8年6月
売却サポート担当:青山

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