ホーム  >  【不動産市況情報】令和6年5月 日進市成約事例[センチュリー21興和不動産]

簡単登録で24時間以内に査定報告
日進市
【土地】【戸建】【マンション】
不動産査定のお申し込みはコチラ

--------------------今月の注目記事---


「こんなはずじゃなかった!」
自宅を売って老後資産が目減り 
仲介手数料、印紙代、測量費、解体費…
自宅売却時にかかる費用の数々

--------------------------------------

※その他の注目記事はコチラ

気になる不動産関連ニュース記事まとめ一覧
 

 

お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

日進市における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


-------------------------------------------------------------------- 

令和6年5月 成約事例データをお送りしております。
//////////////////////////////////////

[調査対象]日進市
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和6年5月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:8
 成約価格:540万円~2680万円
戸建:3
 成約価格:3380万円~5150万円
マンション:3
 成約価格:1600万円~2980万円

24.5成約事例【日進市】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
日進市では5月に入って戸建とマンションの成約件数が半減し全体としては前月比70%の成約件数となりました。
詳細は以下の通りです。


・土地・

平均成約坪単価:23.54万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約941万円
 土地だけは前月から成約件数が増えた
 市街化調整区域の広い土地が複数成約登録されていたため平均成約単価は前月から半減した
 最多成約価格帯は1000万円台で安い土地が主に売れている印象がある
  
・戸建・
建物平均成約坪単価:123.77万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約3960万円
 成約件数が前月から半減している
 中古戸建しか売れていない
 半数以上が築浅物件に偏っておりそこそこ年数経って価格が落ち着いたような中古物件の成約登録がない
 
・マンション・
平均成約平米単価:27.31万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2048万円
 マンションも成約件数が前月から半減している
 4月にはよく売れていた赤池周辺のマンションが5月では成約登録が無かった
 成約登録の半数以上が80平米超の広めの部屋だったため平均成約単価は半年ぶりの低水準となった

 

 

3月~4月にかけて右肩上がりに成約件数を伸ばしてきた日進市ですが5月になって売れ行きにストップがかかる結果となりました。

前年同月比でも77%程度の成約件数となっており今年は例年に比べて売れ行きが鈍く感じられます。。
特に、成約件数の牽引役になる築古戸建など低価格帯の売れ行きがあまりよくありません。
買手に勢いがある時は価格で妥協して低価格帯に流れる客が一定数いるのでそれらの成約登録が底固めする効果があるのですが…
5月の状況を見るとムリなく買える客層が慎重に厳選して購入した結果に偏っていたように見受けられ買手需要における不動産購入に対する熱が冷めてきているように感じられます。


その様な状況だからか、先月から今月にかけて…
弊社に『よその不動産業者に売却を依頼しているものの売れずに困っている』と言う相談が多く寄せられております。


主な相談内容としては

『いつまでたっても売れない』
が最も多く
次に
『値下げの提案されるばかりで積極的な販売活動をしてもらっている感が無い』
と言ったものが多いです。


おそらくは当初の期待に反して売却を依頼した不動産会社との間に十分な意思疎通ができていないのではないかと思います。

言うなれば目算の甘さが原因ではないでしょうか?
いやむしろ目算を曇らせる営業スタイルに乗せられて見立ての甘いまま売却を依頼したのではないかと推測されます。
不動産の売買は大きな金額が動く取引のためあまりなじみのある物ではありません。
専門性の高さや情報の不透明さも一般消費者から見て敷居の高いものではないでしょうか?
そのため信頼できそうな専門家を味方につけて…
『あとはおまかせで大丈夫』と言った感覚で売却を依頼するケースが多いように思います。


ちなみに不動産仲介業には『物元営業』と言うスタンスがあります。
これは専任媒介契約で売却依頼を集めることに特化した営業スタイルです。
専任媒介契約は売主が特定の1社に限定して不動産の売却を依頼する形式のため、不動産会社としては売却依頼を受託した時点で競合他社を排除することができます。
そうすればあとはじっくりと販売活動を進められるようになるのですが…
物元営業を拗らせると販売活動は疎かにして次の専任物件を取りに行く活動に注力するようになってしまいます。
専任で売却依頼を受託した物件については積極的な販売活動をしなくても、買手が現れないことを理由にして売主に値下げを提案していけばいつかは容易に買手がつくほど値下がりすると言ったしだいです。


総じてそう言った物元営業に特化した営業スタイルは売主に安心感と期待を持たせることが得意な傾向にあります。
『信頼できる営業マンを見つける』とか『人柄で選んで売却を依頼しる』と言う場合に拗らせた物元営業に引っ掛かりやすい傾向にあると思います。
売却を依頼した売主の見立てが甘かったと言うよりも、目算や見立てより印象や感性に訴えかけて売却依頼を受託する戦略にハマってしまった結果ではないかと思います。

弊社では売主と私ども不動産会社との間で課題の共有と解決方法の提案が重要だと考えております。
そのうえで少なくとも売却物件が成約に至るまでの想定期間と、値下の下限を見据えた成約着地想定価格は目標の共有認識として売主との間で明確にしておく必要があると思います。
仮に期間や価格が目標からずれたとしても情報共有をしながら方向修正すればほとんどの場合においてお客様も納得していただけます。
『よそで売却を依頼しているものの売れないのでどうしたらいいか?』と言ったご相談についてはこの目標設定について再確認をするところから始まります。
とは言えそこに至るまでの期間は無駄に費やしたことになってしまいますので…
出来れば売り出し当初からきちんと期間や価格における目標設定をして、その目標を叶えるために不動産会社がどのような決道を実施するのかの提案を求めて売却を依頼するか否かの判断材料とすることをお勧めします。


以上、相場の変化をいち早く察知していただくために毎月成約事例情報をお届けしてまいります。
引き続き定期的にお知らせいたしますので参考にしていただけますと幸いです。


その他にも不動産についてご不明点やお悩みなどございましたら何でもご相談承ります。
お気軽にご連絡ください。


令和6年6月     
売却サポート:青山



追伸

自宅を売却した後もそのまま最長1年住み続けられるので『売却』と『購入』を同時進行で進めやすい新しいサービスはじめました!

ページの上部へ