ホーム  >  【不動産市況情報】令和6年9月 千種区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

千種区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和6年9月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]千種区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和6年8月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:3
 成約価格:2700万円~4000万円
戸建:8
 成約価格:3100万円~5400万円
マンション:25
 成約価格:300万円~7280万円

24.9成約事例【千種区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
令和6年9月の千種区は戸建とマンションが成約件数を伸ばし全体では前月比120%の成約件数となりました。
詳細は以下の通りです。


・土地・

平均成約坪単価:35.86万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約1434万円
 土地だけ大幅に成約件数を減らした
 低層住居専用地域の中でも建蔽率・容積率の厳しい低単価土地が成約登録の半分以上を占めており平均成約単価が過去に見たことのないほど低水準となった
 まともな土地は実質1件しか成約登録が無いような状況だった
   
・戸建・
建物平均成約坪単価:139.95万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約4478万円
 著しく成約件数を減らした前月から4倍に成約件数が伸びた
 新築の成約登録が無く中古物件で成約登録が形成されていた
 成約物件の半数が築浅物件だった
  
・マンション・
平均成約平米単価:38.17万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2862万円
 マンションが良く売れて全体の成約件数の牽引役となった
 最多成約価格帯は2000万円台で全体の成約物件の半数以上が2000万円台までの低価格帯物件で占められていた
 そのため平均成約単価としても直近1年の中で2番目の低水準に落ち着いている

 

 

7~8月にかけて売れ行きが低迷していた千種区ですが…

9月は戸建とマンションの成約件数が伸びて売れ行きを回復する形になりました。
しかしながら前年同月比では83%程度の成約件数に止まり昨年に比べると今一つ言った感じです。
また、成約件数の牽引役であるマンションについては成約登録が低価格帯に偏りが見受けられます。


その要因としてはやはり金利上昇が少なからず買手の意欲低下に影響を及ぼしていると推測されます。
弊社でも夏前までは新築分譲住宅や築浅の中古戸建など比較的単価が高めの物件について問い合わせがありましたが…
8月頃から問い合わせ件数が減少し9月は比較的低価格帯の中古マンションに問い合わせの比重が偏る結果となりました。
この状況を鑑みると買手は住宅購入に際して予算を低く見積もって動いていることが想定されます。
今後さらに金利が上昇したとしても耐えうるように借入額を抑えようとする意図が見て取れます。


タイミングとしては売手に逆風が吹いてきているとも言えますが…

見方を変えれば上手く波に乗り得るチャンスとも言えます。
9月に発表された基準地価も全国的に上昇しており売手の目線では『高く売れるんじゃない!?』風潮が増してきています。
ただ、買手が直面している現状は金利上昇不安で購入マインドが低下している状況なので売手と買手の思惑が乖離する形となっています。
高く売れる可能性に期待してチャレンジ価格で売り出しても買手の予算感が低下したら見向きのされないどころか目に留まらない状況になってしまいます。
にもかかわらず全国的な不動産価格上昇のニュースは売手に強気な売り出しを期待させる要因になっています。



相場と期間の捉え方に変化あり

その様な状況にあってはチャレンジ価格での高値売出しは腰を据えてじっくりと時間をかける覚悟が必要になると思います。

むしろ『欲張るでもないので相場で売れればOK』ってスタンスの売り出しであれば逆にチャレンジ価格と比較した際に割安感が出てくるので買手の目に留まりやすくなると推測されます。
買手が下向いている状況なので割安感が見て取れると興味を示す客も出てくる可能性が高いです。
その結果、欲張ってチャレンジ価格での売り出しを見送って相場で売り出せば思いのほか早く売れると言う状況になっているのでは無いかと推測されます。


金利動向の先行き不安が続き今月以降も買手が二の足を踏む状況が続くようであればしばらく売れ行き低迷は続くかもしれません。
そんな中でも過度な期待はせず、ある程度納得できる価格目線で妥協できるのであればむしろ競合を出し抜いて早期に売り抜けしやすい市況になっているとも言えます。
目標設定と売り方の工夫で早期売却が狙えるチャンスかもしれません。
本来であれば住宅購入に適した季節なので金利不安さえなければ買手ももっと積極的に動いてもおかしくない時期です。
そこで上手に立ち回ることで売れやすさを向上することができるのではないでしょうか?
綿密な競合対策をしてなるべく早く好条件で売れる作戦をご提案させていただきますのでご売却を検討される際はぜひとも弊社にご相談ください。




以上、相場の変化をいち早く察知していただくために毎月成約事例情報をお届けしてまいります。
引き続き定期的にお知らせいたしますので参考にしていただけますと幸いです。


その他にも不動産についてご不明点やお悩みなどございましたら何でもご相談承ります。
お気軽にご連絡ください。


令和6年10月     
売却サポート:青山

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