ホーム  >  【不動産市況情報】令和6年9月 日進市成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

日進市における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和6年9月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]日進市
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和6年9月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:6
 成約価格:100万円~3650万円
戸建:4
 成約価格:940万円~3960万円
マンション:5
 成約価格:1300万円~3400万円

24.9成約事例【日進市】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
令和6年9月の日進市は土地と戸建とマンションの全種別において成約件数を伸ばし全体では前月比163%の成約件数となりました。
詳細は以下の通りです。

・土地・

平均成約坪単価:40.74万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約1629万円
 前月に比べて成約件数が1.5倍になった
 浅田上納と岩崎町竹田の土地を除いては注文住宅を建てるのに適した土地が積極的に売れていた感がある
 その背景として注文住宅を請け負うハウスメーカーは『金利上昇以上に物価上昇に伴い今と同じ値段で来年以降建てられる保証はありません』と煽り文句で契約着工を促しているらしい
   
・戸建・
建物平均成約坪単価:72.47万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約2319万円
 売れ行きが低迷していた前月から成約件数が倍増した
 岩崎町元井ゲで長期にわたって売れていなかった築古物件が成約に至ったため平均成約単価を引き下げる要因となった
 急傾斜地崩壊危険区域の戸建で再建築が難しい家だったので売れるまでに時間がかかったと推測される
  
・マンション・
平均成約平米単価:23.45万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約1758万円
 日進駅周辺のマンションが良く売れて成約件数を伸ばす要因となった
 また、成約物件の8割が80平米以上の広めの住戸になっていた

 

 

7~8月と2ヶ月連続で成約件数を減らした日進市ですが…

9月は土地と戸建とマンションの全種目とも成約件数が伸びて売れ行きが回復する形になりました。
しかしながら前年同月比では81%程度の成約件数に止まり昨年に比べると今一つ言った感じでした。


その要因としてはやはり金利上昇が少なからず買手の意欲低下に影響を及ぼしていると推測されます。
弊社でも夏前までは新築分譲住宅や築浅の中古戸建など比較的単価が高めの物件について問い合わせがありましたが…
8月頃から問い合わせ件数が減少し9月は比較的低価格帯の中古マンションに問い合わせの比重が偏る結果となりました。
この状況を鑑みると買手は住宅購入に際して予算を低く見積もって動いていることが想定されます。
今後さらに金利が上昇したとしても耐えうるように借入額を抑えようとする意図が見て取れます。


タイミングとしては売手に逆風が吹いてきているとも言えますが…

見方を変えれば上手く波に乗り得るチャンスとも言えます。
9月に発表された基準地価も全国的に上昇しており売手の目線では『高く売れるんじゃない!?』風潮が増してきています。
ただ、買手が直面している現状は金利上昇不安で購入マインドが低下している状況なので売手と買手の思惑が乖離する形となっています。
高く売れる可能性に期待してチャレンジ価格で売り出しても買手の予算感が低下したら見向きのされないどころか目に留まらない状況になってしまいます。
にもかかわらず全国的な不動産価格上昇のニュースは売手に強気な売り出しを期待させる要因になっています。



相場と期間の捉え方に変化あり

その様な状況にあってはチャレンジ価格での高値売出しは腰を据えてじっくりと時間をかける覚悟が必要になると思います。

むしろ『欲張るでもないので相場で売れればOK』ってスタンスの売り出しであれば逆にチャレンジ価格と比較した際に割安感が出てくるので買手の目に留まりやすくなると推測されます。
買手が下向いている状況なので割安感が見て取れると興味を示す客も出てくる可能性が高いです。
その結果、欲張ってチャレンジ価格での売り出しを見送って相場で売り出せば思いのほか早く売れると言う状況になっているのでは無いかと推測されます。


金利動向の先行き不安が続き今月以降も買手が二の足を踏む状況が続くようであればしばらく売れ行き低迷は続くかもしれません。
そんな中でも過度な期待はせず、ある程度納得できる価格目線で妥協できるのであればむしろ競合を出し抜いて早期に売り抜けしやすい市況になっているとも言えます。
目標設定と売り方の工夫で早期売却が狙えるチャンスかもしれません。
本来であれば住宅購入に適した季節なので金利不安さえなければ買手ももっと積極的に動いてもおかしくない時期です。
そこで上手に立ち回ることで売れやすさを向上することができるのではないでしょうか?
綿密な競合対策をしてなるべく早く好条件で売れる作戦をご提案させていただきますのでご売却を検討される際はぜひとも弊社にご相談ください。




以上、相場の変化をいち早く察知していただくために毎月成約事例情報をお届けしてまいります。
引き続き定期的にお知らせいたしますので参考にしていただけますと幸いです。


その他にも不動産についてご不明点やお悩みなどございましたら何でもご相談承ります。
お気軽にご連絡ください。


令和6年10月     
売却サポート:青山

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