ホーム  >  【不動産市況情報】令和4年3月 緑区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

緑区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和4年3月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]緑区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和4年3月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:8
 成約価格:1,850万円~4,920万円
戸建:16
 成約価格:2,750万円~4,980万円
マンション:18
 成約価格:1,150万円~5,000万円

22.3成約事例【緑区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
令和4年の3月の名古屋市緑区における成約動向としては土地の成約件数が減少したものの戸建とマンションの成約件数が増加に転じて全体としては前月比107%の微増となりました。
細かな内容としては以下の通りです。
・土地 前月や前々月によく売れていた2000万円台~3000万円台の成約登録が伸び悩み成約件数が減少した。
・戸建 前月比ほぼ横ばいではあるが3000万円台の中古物件が築年にかかわらず成約数を伸ばして成約件数は微増となった。
・マンション 2000万円未満の手頃価格物件が成約件数の半数を占めて全体の成約件数を底上げした。
ちなみに前年同月比でみると76%とやや伸び悩み感があり、前月が前年同月比では82%だったことを考えると今年は去年に比べてやや勢いが下がってきている可能性があります。


おそらく今年の勢いの低さは売物件が例年に比べて少なくなってきているためではないかと思われます。
とは言え、4月以降はもしかしたら売物件が増えるかもしれません。
転勤シーズンは賃貸の入退去の多い時期になります。
その結果、住まなくなった持家を賃貸で貸していた人たちがこのタイミングで『売る』か『再び貸す』か検討するケースが増えてきます。
売物件が例年に比べて少なくなってきている昨今においてはこれを機になるべく高く売れる可能性を模索する傾向が高いと言えます。
分譲マンションや戸建てを賃貸で貸す際は賃料が普通の賃貸物件に比べて高いのでそう易々と決まるものではありません。
春先の転勤シーズンで空家になったら秋口の転勤シーズンまで募集をかけていても決まらないと思って過言ではありません。
なのでその間とりあえず売値決めて売りに出してみると言った案件も今年は増えるのではないかと思います。


また昨今、金融機関が住宅ローン貸出中の不動産を賃貸で貸すケースについて神経質になってきていることも気がかりではあります。
かぼちゃの馬車に端を発した不動産投資のスルガ銀行不正融資問題に加えてフラット35を悪用した投資用不動産の購入が問題になっていました。
融資の申込をする人の属性にかかわらず返済能力に応じて融資が受けられる住宅金融支援機構のフラット35は融資の通りやすさを悪用して『住む気もないのに住む体でフラットでローン組んで買った分譲マンションを賃貸にまわす』なんてことが起こっていました。
『買ったはいいけど住むことができなくなって…』などともっともらしい理由をつけていた悪質なケースなども機構から一括返済を求められるそうです。
こういった事案は一般の銀行にとっても対岸の火事ではありません。
と言うのもローンが通りやすいからフラット35が悪用されやすかっただけで一般の銀行の方が金利が低くいので一般の銀行住宅ローンで買って賃貸でまわしている人も少なくないと推測されるからです。
そのため、住宅ローンの残債がある儘賃貸で貸していることが発覚すると厳しいペナルティが課せられる可能性が高いです。


なお、賃貸中の物件を『売却してでも即時一括返済してください』と要求されたとしても賃貸中の物件を高く売ることは現実的ではありません。
賃貸中の物件の売買は投資物件のオーナーチェンジになりますので利回り重視で取引価格が決まってきます。
分譲マンションや戸建てなどの自己居住用不動産の場合は市場で取引が成立する利回りで家賃から逆算する『収益還元法』では相場よりも低い金額になってしまいます。
そのため賃貸中で売却したところでローンの残債を一括返済できるほどの金額にならない可能性が高いと言えます。
『高く売れるのであれば売れるうちに売っておく』そう考えるのが自然なのかもしれません。
『値段しだいで売却も考える』と言ったスタンスであればぜひ弊社にご相談ください。
とりあえず査定だけでもご相談承ります。


以上、また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。


令和4年4月     
売却サポート:青山

 




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