ホーム  >  【不動産市況情報】令和4年11月 瑞穂区成約事例[センチュリー21興和不動産]

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お世話になっております。

センチュリー21興和不動産 売却サポート担当の青山です。

瑞穂区における成約事例をお送りいたします。

相場の把握や市況の確認でご覧いただけますと幸いです。


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令和4年11月 成約事例データをお送りしております。
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[調査対象]瑞穂区
中部不動産流通機構(レインズ)より
令和4年11月登録分を抜粋
[成約登録件数]
土地:6
 成約価格:2,280万円~1億2,500万円
戸建:2
 成約価格:3,600万円~7,200万円
マンション:13
 成約価格:750万円~6,000万円

22.11成約事例【瑞穂区】.pdf
※pdfデータ添付しておりますのでご確認ください

※パスワードがわからない場合はメールにて成約事例をお送りします。

コチラ↓からメールアドレスをご登録ください。

https://campage.jp/test2/jireihaishin

 

////【所感】///////
令和4年11月の名古屋市瑞穂区における成約動向としては土地とマンションが若干成約件数を増減したにとどまり前月からはほぼ横ばいに推移した前月比105%の成約件数となりました。
詳細内容は以下の通りです。


・土地・

平均成約坪単価:82.53万円
⇒40坪の住宅用地に換算すると…約3301万円
 成約物件の半数以上が坪単価70万円台を占めていたものの瑞穂区役所駅徒歩圏で坪単価150万円弱の成約登録があったため平均成約坪単価は82万に届く結果となった。
 高級住宅街とみなされる低層住居専用地域内の大きめな土地が良く売れていたがそれらすべて陽明小学区だった。


・戸建・
建物平均成約坪単価:112.39万円
⇒延床32坪の4LDK戸建に換算すると…約3596万円
 中古戸建の成約登録が2件しかなかったが、どちらも法定耐用年数内のたてものであった。
 前月も中古戸建2件のみの成約登録だったものの11月は築古物件の成約が無かったため平均成約坪単価が上昇に転じた。
 
・マンション・
平均成約平米単価:38.81万円
⇒専有面積75平米3LDKマンションに換算すると…約2910万円
 前月から成約件数が増加したが昭和期に建てられた築古マンションの成約登録が増えたため平均成約平米単価が減少する形となった。
 昭和40年代から60年代に建てられたマンションの成約平米単価が全て20万円に満たなかったため平均値を大きく引き下げる結果となっている。

 

 

全体としては成約件数が前月から若干増加したとは言え売れ行き自体はほとんど横ばいにあったと思われます。

ただ、成約件数の前年同月比としては87%程度であり昨年に比べて売れ行きはやや弱いように思われます。
成約件数が増加したマンションにおいては築古物件が件数増加に貢献した半面で平均成約単価を減少させた状況を考慮すると…
買手の心理がやや弱気になって価格の安い方へ成約する客が流れているようにも推測されます。
そう考えると、いよいよ年末を迎える今月以降の動向が気になるところではあります。


むしろ気がかりなのは来年の動向ではないでしょうか?
一昨年のウッドショックも色あせて感じられるほど今年は色々なモノが値上がりする年でした。
資材や設備とそれにかかわる様々な人の集まりで作られていく建築物は値上げの影響を受けずに済むわけがありません。
建築費の高騰を背景に新築物件の相場はかなり高くなりました。
新築価格に牽引される形で中古も従来より高値で売り出しても売れると言った形で売手に有利だったかもしれません。

 

ただ、あまりに度重なる値上がりは消費者の意欲を抑制する要因になりつつあります。

その様な状況において何かしらきっかけがあれば一気に低迷へと転じる可能性も否めません。
来年想定されるきっかけとしては日銀総裁の任期満了に伴う金利政策の動向ではないでしょうか?
世の中の風潮的には『ゼロ金利政策は終了で金利が上がる』と目されていますが、逆に『金利上げようものなら中小企業の倒産が相次ぐので上げられるわけがない』と言った考えもあります。
とは言え不動産業界の中では…
『金利は上がる』→『売れ行きが悪くなる』
と言った予想が大半を占めております。
マンションデベロッパーや建売業者のみならず買取再販専門業者等でも一部に仕入を厳選する動きも出始めているとも言います。
高い値段で売れること見込んで高値で買ったものの…仕入した物件が完成して販売する頃には金利上って売れ行き悪くなってドツボにハマると言ったリスクを避けるため慎重になりつつあります。

 

また、度重なる資材の値上げに伴う建築費の上昇で販売価格を維持するために不動産の買取価格を抑える動きも出始めています。

名古屋市内で駅徒歩圏内であれば高値で土地を買い上げていた狭小分譲をする建売業者などは来年から建築費が上がるので今ほど高値で土地を買えなくなると言っているところもあります。
時期が変わると買えると言っていたものが買えなくなる事案も少なくないと思われます。
買取査定で価格目線だけ引き出しておいて保留にしていたものの、いざ売ろうとしたらそこまでの金額付かないなんてことも起こり得ます。
今現在がかなり不動産相場も上がっている状態なので売却を検討しているのであれば高く売れるうちに売却を進められた方が良いと思われます。

 


以上、また今後とも定期的に市況情報として成約事例をお送りさせていただきます。

不動産についてご不明点やお悩みなどございましたらお気軽にご連絡ください。


令和4年12月     
売却サポート:青山


--追伸--


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